半分、ワークス – 11.プラグ交換(NGKプレミアムRX)

5年目の車検時、整備(メカニッック)から「点火プラグ要交換」との診断結果を受けた。

ネクステージの診断結果

ここ最近、エンジンの始動性がいまひとつだったので「やっぱり」と言ったところ。ちょうどよい機会だし、気持ちよく乗りたいので新しいプラグに交換することに。

プラグ交換なんて30年近くやってないし、一体どんなメーカがある(残ってる)んだろって調べてみたところ、NGK、デンソー、Champion、HKSと顔ぶれは変わっておらず。ま、あと10年もすれば、車両電動化の流れでどうなってるか分からんが。

NGKスパークプラグ製品サイトより

特にこだわりもないので有名どころ、地元名古屋のNGK(日本特殊陶業)で。
ホームページを覗いてみると、ノーマルエンジン用とチューニングエンジン用に分かれており、前者は計5種類のラインナップ。最上位のプレミアムRX、二輪車専用のモトDX、そしてイリジウムMAX、イリジウムIXと続き、昔懐かしいパッケージのニッケルプラグ。
内燃機関の将来が暗い中、これで最後となるプラグ交換かもしれないので、惜しむことなくプレミアムRXを付けてみることにした。

NGK製 LKR7ARX-P

楽天でぽちっとしてから2日後に到着、NGK製 LKR7ARX-P。アルトワークスは3気筒なので3本セット、送料込みで4,234円だった。最上位の割には意外と安い。

HA36Sエンジンルーム

ボンネットを開けてプラグ位置を確認してみる。エアクリーナーとホース類が邪魔になるものの、この程度であれば楽勝。ボンネット内がエンジンと補器類でぎっしり、さらにプラスチック・カバーなど付けられてる最近の高級車に比べるまでもない。

エアクリーナー外した

まずはエアクリーナー(ボックス)とホース類を取り外す。大した作業じゃないが、エンジンへとつながるホース(ダクト)内に、異物が入らないようにだけ気を付けておく。

1番シリンダーのイグニッションコイル外した

次いで、エンジンルーム内にネジを落とさぬよう気を付けつつ、10番のT型レンチを使ってイグニッションコイル(3気筒分)を外す。あ、蜂の死骸が・・・。
そして、プラグレンチの出番。かれこれ30年ぶり、EP71(スターレット)のころが最後だったと思う。きっと、これが最後のお勤め。

新旧プラグ

取り外したプラグはかなりお疲れのご様子。
前オーナの整備記録が残っていないので確かではないが、アルトワークス純正装着の部品番号(DENSO製 ZXU22HPR8)だったので、新車時から一度も交換していない可能性が高い。

トルクレンチで増し締め

手回しで新しいプラグを入れ、トルクレンチを使って15-20NMで締め付け。あほみたいに力をかけるとぶっ壊すので、あって安心のトルクレンチ。
同じ作業を3回(3気筒分)、最後にエアクリーナーやホース類を元に戻して作業終了。

5年落ちで走行46,902km

早速、近所を走ってみたが、素人でもわかるほどに走りに変化あり。
まず、低回転域(2,000回転付近)が粘り強くなって、発進時のぐずつき(ガクガクする感じ)が無くなった。
また、アクセルを踏み込んでいくと、3,000回転を超えてから高回転域まで加速(スピードの乗り)が良くなり、車が軽く感じられるように(元気に)なった。

たかがプラグだが馬鹿にできん。ヘタなチューンよりメンテナンスが大切なことを再認識した。

半分、ワークス 目次

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の記事

老後の不安