2019 三河ツーリング (峠プロジェクト-愛知県)Day 1-1

10/20(日)(1/2)
(名古屋~(国道23号)~古民家cafe茶蔵~三ヶ根山スカイライン~)


普段通りに朝6時起床。顔を洗って着替えを済ませ、ガレージ(バイク保管庫)からVFR800を引っ張り出してエンジン始動。
乗らない期間はバッテリーを外しているので、購入から7年が経った今でも元気。実質、バッテリーをつないでるのは1年で数日ぐらい^^;


身支度を調えようと、クローゼットから3シーズンジャケットを引っ張り出したら・・・。
首の周りがボロボロに朽ちてる状態。着始めてから10年近く経ってるし、そろそろ買い替え時とは思っていたが、さすがにここまで逝ってるとは。
これじゃあ見っともないので、ちょっと暑そうだが冬用ジャケットを着ていくことに。が、不幸はこれだけでおさまらず・・・。


ブーツを履こうとしたら、バックルがぽろっと落ちた。ボルトを固定している樹脂部部分が割れてしまったようで、これではさすがに履けませぬ。次から次にやってくる不幸に、もうツーリングに行くなってことか??と思うぐらい。
が、ここまできて行かないわけにもいかず、スニーカーで出発することに。貧乏学生ならまだしも、この年になってスニーカーでオートバイに乗るとは・・・。


最寄りのガソリンスタンドでガソリン(ハイオク)を満タンにし、国道23号線を南へ。高架道路なので流れが速く、制限速度の1.2~1.5倍ほどのペースで進む。
朝ごはんを取らずに出てきたので、スカイラインを上る前に朝ごはん。国道沿いにある「茶蔵」って店。古民家を改築したようなカフェで、店内は和風で落ち着いた雰囲気の店。


ホットドッグや焼きおにぎりなどのモーニングセットも惹かれたが、「懐かしの復刻メニュー」と書かれてあった「パンサラダ」を注文。
シーザードレッシングで食べると野菜は美味く、塩味が効いたベーコンもいい感じ。結構なボリュームでお腹いっぱい。コーヒーも淹れたてなのか、ドリップが上手いのか、酸味がほとんどなくて飲みやすく、これでおかわりができればなお良いのに。


お会計時にしっかりとステッカーをゲット(購入)。三ヶ根山スカイラインと三河湾スカイラインを1枚づつ。
夏休みの家族旅行時に「榛名山」と「秋名山」をゲットしたが、結局は自宅の飾り棚で眠ったまま。大した金額ではないけど、なんか勿体なくて貼れないんだよねぇ・・・。


スマホのGoogleナビに導かれるまま先へと進む。これでホントに合ってんのか??ってめっちゃ不安になるような道を走り、有料道路の入り口に到着。昔懐かしい(昭和な雰囲気の)料金所で現金手払いし、三ヶ根山スカイラインへ。


片道1車線の道をのんびりと走る。オートバイ(VFR800)に乗るのは久しぶりだし、年を取って勘も鈍ってるので安全運転で。
朝早いせいか道路はガラガラ。と言うか、ほぼ貸し切りな状態。


料金所から3kmほどで展望台(第一見晴台)に到着。オートバイを降りて展望台から眺めてみると、目の前に三河湾、遠くに渥美半島とまずまずな景色。うーん、どうにも目の前にある電線が邪魔で仕方がない。もうちょっと展望台が高ければ、まだマシなんだろうが。


展望台のすぐそばにあった廃墟。
かなりの年月が経っているのか、外壁は崩れて骨組み(鉄骨)だけになりつつある状況。近くに立っていた看板には、民宿とかプチホテルとか書いてあったが、あまりの荒れっぷりに面影なし。
三ヶ根山自体が観光地として「?」だし、近隣に見所らしい見所もあまりなかったり、更に有料道路を通らないと来られないとか、潰れるべくして潰れた感じ。ツーリングで地方へ行くとよく目にする光景。


スカイラインを更に進むと、前方にそびえたつ要塞のような廃墟。コンクリート打ちっぱなしと言うか、建築途中で放棄されたような見た目。


近くに行ってみると、かなり大きな建物。ググってみると「三州園ホテル」の跡地(廃墟)とのこと。これだけの規模なら、それなりに有名なはずだったろうが、県内在住ながら聞いたことなし。
ネットの記事によると2003年に廃業。その後に発生した火災により、今のような無機質な(コンクリートだけな)見た目になってしまったらしい。中に入って見てみたいが、不法侵入になってしまうし、ここはぐっと我慢・・・。軍艦島のように見学できるツアーとあればいいのに。

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