2017 東北ツーリング (秋田~岩手~青森~岩手~宮城)Day 5-2

6/16(金)
(~太平洋フェリー(きそ)~)


丸テーブルとソファが配置されたエントランスホールを抜け、吹き抜け階段で6デッキへと上がる。
階段横の大きな壁は照明で白く光り、プロジェクタで太平洋フェリーのマークが投影される演出が施されてた。


6デッキの通路は、白を基調に赤と青のカラーリングが施され、壁には鳥が描かれていたりと殺風景な通路が楽しく演出。これまでに乗った他社の長距離フェリー(新日本海フェリーや阪九フェリー等)とは異なり、クルージングと言うかリゾートと言うか「格」が違う印象。


通路を突き当りまで歩き、カードキーを通して入室。
部屋の奥にベッドが2つ並び、向こう側には大きな窓。ただし、インサイドルームなので展望なし、曇りガラスになっていて外を眺めることはできず。ちょっと残念だが、アウトサイドは特等。海が見えない分だけ料金は抑え気味。


ベッド前には地上波とBSが見られる壁掛けテレビ、通路横にちょっとした書き物ができる程度の机、足元には小型の冷蔵庫。ビジネスホテルのツインルームみたいな感じ。
ただ配置がちょっとイマイチで、机に向かっているとテレビが見えないのはマイナス。


一応、バスとトイレ付きだが、お風呂は汗を流す程度のシャワー専用。就航してからそれなりに経っているのか、隅っこの方に汚れが目立ち、あまり入る気にはなれず・・・。(大浴場が立派だったので結局入らず)


また、あまり大きくはないもののクローゼットも完備。ウェア、ヘルメット、タンクバッグなどが収納できた。
その他、ナイトウェア、サンダル、タオル、ドライヤー・洗面用具・ティーセットなどが標準装備。必要にして十分な装備で快適な船旅が過ごせそう。


荷ほどきを終えて船内を探索してみる。
客室前の通路を抜けると、「マーメイド・クラブ」なる軽食が取れるスペースあり。たくさんのテーブルと椅子が並んでおり、特に食事を取らずとも休憩に利用できるようになってた。そして、まだ出港もしていないのに生ビールを呑んでるオヤジがいたり^^;
また、グランドピアノも置かれており、ちょっとしたミニコンサートが行われるスペースでリゾート感いっぱい。


奥にはOAコーナーがあった。ただ、各席にコンセントが常備されてるぐらい、ネットにつながる訳でもなく、飲食も禁止だし、ちょっと微妙な感じ。子供が立ち入らないから静かでいいんだけどね。


ラウンジって看板があったので入ってみると、ちょっとしたライブでも開催できそうなステージと大きめのソファが並ぶスペース。
出番に備えてか、三味線の練習をしている人が居たので、邪魔しないようにそそくさと退散。


5デッキへと降り、船尾方向へ歩いてくとショップコーナー(売店)あった。
発着する名古屋と北海道、寄港する仙台のお土産が売られており、乗船前に買い忘れても心配ない品ぞろえ。またアルコールやおつまみ意外と豊富で、ついつい買っちゃいそうで危険。あまり立ち寄らないほうが・・・。


壁には「女検事・霞夕子スペシャル」の出演者とクルーの集合写真あり。このフェリーを使って撮影されたっぽいけど良くワカラン。何よりドラマを見たことがないので特に思うところもないが・・・。


奥には男女それぞれの大浴場あり。岩をあしらった壁と紺色の暖簾は、どっかの温泉にでも来たような雰囲気。
名古屋入港30分前まで昼夜問わずに利用可能とのことで、好きな時間に入れるってのはかなりポイント高し。新日本海フェリーだと夜中は閉鎖されてしまうし、同じような時間にみんなが入るのでゆっくりできないし。


ゲームコーナーもあった。UFOキャッチャー、メダルゲーム等、特に変わったところもなく普通。乗船客はリタイア組と思わしき人たちが多く、ここには誰もいなかった。


船内を一通り見て回ったので、船室に戻ってお昼ご飯。ここのところ贅沢に食べていたので、節約モードでカップ焼きそばにしてみた。
ご飯のお供には、ビールとチューハイと焼酎と・・・。明朝の名古屋着までは21時間30分とたっぷりあるので、どんだけ飲んでも大丈夫^^;


食事の後は、窓際のソファに陣取ってツーレポを書いて過ごす。とっとと書き留めないと忘れていくので、スマホにキーボードをBluetooth接続してhtml作成。フリック入力よりもキーボードの方がやっぱ速くてすらすらと。
2日分ほど書いたところでレポ書きにも飽き、ラウンジに移って映画鑑賞。太平洋フェリーのタイアップ企画で「いつまた、君と~何日君再来~」が先行上映(試写)されてて、ちょっと得した気分。


映画を見終わって部屋に戻り、ベッドでテレビを見てたらお昼寝突入。目が覚めた時は夕飯の時間で、フェリー内のレストランへ。
入口の掲示には、朝食1,000円、昼飯1,000円、夕食2,000円の価格設定で全てバイキング形式。ちょっと高いんでないかい?とは思ったが、海の上ってことと、旅の最後の思い出になればと食べてみることにした。


バイキングなんで腹いっぱいまで食べるのは当然として、ちょっとでも元を取ろうとビーフ(メルティークビーフとか言うもの)ばかり皿にとってがっつり。白飯は3杯、肉は計5枚、ほぼ全ての料理を口にし、スイーツも全種類制覇。かなりやばいほどにお腹がぽんぽん・・・。
お昼寝したせいか眠る気になれず、深夜26時までレポを書いてから就寝した。

本日の走行距離:30km

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