バイク保管庫 – 5.バイク搬入

念願かなって完成したものの、当初の計画とは異なった部分も少々あり。

計算上、カーポートと物置間は1cm程度のクリアランスを確保可能とのことだったが、建ててみなきゃ分からんもんで、公差のチリつもり等でバッチリ干渉。1cmほどカーポートが持ち上げられてる状態になった。まぁ、僅かなクリアランスより、ピッタリくっ付いてるほうが台風の時にバカンバカン当たらなくて良いかも。間に緩衝材を入れることでこの件は終了。

自宅ぎりぎりまで寄せて建てるつもりだったが、前述のカーポートとのクリアランスの関係で、70cm前に出た状態になった。これはこれで通り道になるから良かったかも。まぁ「あばたもえくぼ」って奴です。または脚立やら置くにちょうどいいかも。

早速バイクを搬入してみる。
XR250モタードはスリムなので保管だけでなく、チェーンへの注油やオイル交換程度なら(頑張れば)できそうな按配。荷物を搬入していない今だけかもしれんが・・・。一時期、価格を下げようと物置サイズを1700×3000mmから1700×2600mmへと下げようとも考えたが、結果的に妥協しなくて良かった。奥行き2600mmでもダメなことはないが、バイクを入れてぎりぎり。

物置自体がカーポートの下に位置しているので、雨降りでもバイクを半分出してってのも可能。晴れているときはこれまで同様、自宅前の歩道に椅子やらテーブルを出しての青空整備だと思う。このスタイルは開放的で気に入ってるんだが、歩道は「公道」だからやりすぎは禁物。ここに住んで30年以上、ご近所さんとの仲良しお付き合いがあるから何も言われないが、新興住宅街じゃこうはいかないだろう。

試しにADDRESSも入れてみたが、保管するだけなら2台でもいけそう。さすがに2台とも中型クラス以上では無理そうだが、住宅ローンの重い十字架を背負った身では余計な心配か^^; 広い土地に潤沢な資金があれば「ガレージ」と呼べるようなリッパなものが建てられたかもしれんが、無いものねだりしても仕方ないし、身の丈を考えれば十分すぎるだろう。

もともとは「物置が欲しい」ってところから始まって、最終的には普段乗れないバイクの保管スペースまでできたのは嬉しい限り。「物置」というよりも「自分だけのおもちゃ箱」ができたようで^^ バイクを外に出せばバイク(車)弄りや洗車時の休憩スペースにもなりそうだし、休日が楽しくなりそう。ちょっとした椅子、ラジカセなどと夢は膨らむ。そんなスペース無いんだが・・・。
このバイク保管庫、ただのイナバ物置なんだが、子供たちはガレージと呼ぶんでちょっと照れくさい^^; ガレージって言うと「GarageLife」誌に出てくるようなモノを連想するし、ご近所にはまさに「ザ・ガレージ」って邸宅がちらほらあるだけに、「物置でいいよ、それかバイク小屋ね。」と言っておいた。
しかし1年以上にわたる貯金生活は長かったなぁ^^ それだけに感慨もひとしお。早速荷物を搬入したいところだが、棚も何も無い状態では入れるに入れられず。ホビダスで格好いいシェルフがあったし、エレクターで組むのも良さそう。夢は広がるが、小遣いはすっかり使い切ってしまったのでまだまだ先は長い。

ちょっと目を放した隙に子供2人が自転車を入れてたりするし。バイク専用を死守するのは難しいかもしれん・・・

ちなみに。
見た目には大きな物置に過ぎないのだが、バイク用と銘打つ理由は以下。たぶんね。

1.短手方向に出入り口がある
普通、物置は荷物搬入の容易性を確保するため、「物置の長手方向」に扉があることがほとんど。が、本製品は前後に長いバイクを収納することを考え、出入り口は短い方向にあって奥に長い構造になっている。ライダーにしてみれば「当たり前」のことなんだが、コレが分かっていない設計者って多い。自宅を新築した際、設計者が持って来たプランもダメダメだった・・・。

2.床が土間タイプ
通常の物置にあるはずの床が無い。自転車や原付程度ならば普通の物置でも保管可能だろうが、400ccクラスにもなればざっと200kg。それを僅かな設置面しかない前後タイヤ、サイド・スタンドで支えるため、普通の物置じゃあ無理。は・・・。

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