2016 長野・群馬ツーリング (食と峠を楽しんできた)Day 3

9/27(火)
(佐久一萬里温泉ゴールデンホテル~蓼科スカイライン~大河原峠~ビーナスライン~諏訪大社~明治亭~駒ケ根IC~(中央道/東名/名二環)~名古屋)


どことなくリラックスできないベッドで6時起床。
部屋から見える景色は非常階段が目の前、遠くに浅間山が見えるはずなんだが・・・。気を取り直してシャワーを浴びてみるが、今度はカミソリがなかったり・・・。設備は古いし、展望は冴えないし、備品(アメニティ)は足りないし。昭和チックな雰囲気は好きなはずなんだが、どうもここのホテルはしっくりこず。


部屋でゆっくりする気にもなれず、とっとと着替えて朝ごはんへ。
エレベータで最上階(10階)へと上がり、「スカイレストラン」なるベタな名前のレストランへ。部屋から見える景色と違って展望よく、いたって普通な朝ごはんも2割増しの美味しさに。


朝食を終え、荷物をまとめてチェックアウト。
仕事(出張)や遊び(ツーリング)など、大手のビジネスホテルに泊まることがほとんどなので、久々にローカルな雰囲気のホテルだった。ま、正直なところ次はないかな?
キャンプツーをしていた学生時代は雨風凌げるだけでも喜んでいたが、どうも贅沢が身についてしまったらしく、やれ設備が古いだの、食事がどうだのと、すっかり文句を言う人間になってしまったよ。


佐久市内のセルフスタンドで給油した後、通勤ラッシュに紛れて県道を南下。以前に走った蓼科スカイラインが楽しかったので、また走ってみることに。今日は天気も良いし、浅間山の展望も期待できそう。


国道を右折し、佐久市から蓼科山(大河原峠)を超えて女神湖、白樺湖を目指す。
ビーナスラインに比べるとマイナーで交通量が少なく、さらに平日ってこともあって貸し切り状態。路肩にバイクを停めエンジンを切ると、鳥のさえずりしか聞こえてこない静けさ。老後はこんなところに・・・。


走るにつれ標高が上がり、遠くには浅間山が見える絶景。こんなところで過ごせたらいいよなって思いつつ走っていると、道路沿いに点在する別荘らしき建物。
が、どれも人気(ひとけ)がなく、中には朽ち果てそうな程に傷んでるものもあったり。避暑地として夏だけなら快適に過ごせそうだが、冬場はかなり雪が降りそうだし、「終の棲家」としては微妙かな。


すぐ近くには別荘分譲地の看板。300坪110万円って高いの? 安いの?? 都市部に比べれば当然安いんだろうけど、交通の便とか考えるとどうかなぁ。毎朝、目覚めとともにこの景色が見られるのであれば「あり」なのか?


しばらく走って大河原峠に到着。30台ほどの駐車スペースはほぼ満車で、これからトレッキングに出発すると思わしき年配方がストレッチ中。
いつまでもオートバイに乗れるとは思わないし、ロードバイクもしかり、そろそろ次の趣味を持ちたいところ。子供たちが巣立った後を考えると、嫁と一緒に楽しめる趣味がよくて、トレッキングは良いかも。


大河原峠を越え、ダウンヒルを制限速度+α?で楽しみつつ女神湖を抜け、しばらくすると前方に白樺湖。道路沿いの銀杏の黄色と合わせてキレイだったので、路肩にバイクを停めてしばし鑑賞。


白樺湖前のローソンで缶コーヒーとパンでブレイクした後、霧ケ峰高原に向けて走る。天気は良いし、道は空いてるし、VFRにも乗れてきた感が出てきて言うことなし。
車(ステップワゴン)じゃ味わえない加速感、バイクを倒しこんでの旋回感を楽しみつつ、ツーリングを楽しむ。


20年以上前、初めて走ったときの感動は今でも変わらず。いつ来てもビーナスラインはいいな。
世の中にこんな絶景な道があるのかと驚き、眼下の白樺湖が太陽の光でキラキラと輝いていたのが目に焼き付いたよ。


大好きなバイク(VFR)の写真も撮ってみたり。あと何年ぐらい乗れるかなぁ。予定ではそろそろオートバイは卒業するつもりなんだが。


白樺湖から10kmほど走って霧ケ峰高原ドライブインに到着。特に用事があるわけではないが、ビーナスラインに来ると必ず立ち寄る場所。とりあえずコーヒーブレイクしつつ、家族や会社へのお土産物を物色したり。
駐車場にはツーリング中と思わしきバイクが4~5台ほど。明らかに学生ではなく、あなたたち仕事はどうしたの?って言いたくなる年齢。うーん、傍から見ると気になる。オレも同じように見れれてるんだろうけど。

いつもならここから北へ走り、和田峠を越えて美ヶ原高原へ向かうのがお約束ルートだが、今日は行きたいところがあるのでパス。
上諏訪へと下り、諏訪湖沿いの道を通って諏訪大社へ。


30度超えてるんじゃね?ってぐらいに暑い中、渋滞にも巻き込まれ汗だくになりながら諏訪大社 下社秋宮に到着。
今年は長男(中3)が受験生なので、学業成就のお守りを購入。最後は本人次第なんだが、親としては神にもすがる思い。なんとか志望校への切符を手にしてほしいところ。


諏訪湖沿いの道を南下し、国道152号線で杖突峠を超える。この辺りはスピードの取り締まりが怖いので制限速度厳守。おかげでストレスたまりまくり、ずーっと座りっぱなしでお尻は痛いし、ふらふらになりつつ駒ヶ根インター近くの明治亭駒ヶ根本店に到着。
ソースカツ丼は数あれど、ここのが一番好き。10年ぶりぐらいかなぁ。


平日のお昼過ぎにも関わらず、5組ほどのウェイティングあり。壁に貼られた芸能人のサインなど眺めつつ20分ほど待っての入店。
おひとり様なのでカウンター席に通され、迷うことなく信州産ロースソースカツ丼(1,340円)を注文。
しみ込んだタレは濃い味ながら嫌味がなく、お肉の脂身も程よく、またキャベツがさっぱりと口の中をリセットし、どんだけでも食べられる感じ。決して安くはないが、これでこの値段であれば納得。
うちの近所に店舗がなくてよかったよ。通い詰めてしまいそうで。


お腹も膨れ、最寄りの駒ヶ根インターから中央道に乗る。小牧JCTから東名に入り、名古屋インターから名二環に乗って15時過ぎに自宅到着。
天気がイマイチな面もあったが、B級グルメやソースカツ丼など美味しいものを食べたり、いつもの渋峠やビーナスラインなどのワインディングも走れたり、楽しいツーリングだった。そろそろ車で走ってみたいかなぁとも思いつつ、次回もまたVFRだと思う。

本日の走行距離   296km
2泊3日の走行距離 854km

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