2022 北海道ツーリング (きっと最後のキャンプツー)Day 3-1

8/22(月)(3日目:1/2)
(ホテルエリアワン千歳~道の駅 あびらD51ステーション~直線道路日本一~戸外炉峠~深川留萌自動車道~)

朝6時に起床し、シャワーを浴びてさっぱり。
外は天気予報通りの晴天。やっぱ晴れだとテンションが上がるな。
せっかくの北海道ツーリングなので全日快晴が希望だが、そこまで贅沢は言わないからせめて行程の半分は晴れて欲しい。

昨夜の買い出し時、朝食用のパンを買うのを忘れていたので、インスタント・コーヒーだけ飲んで出発準備。
チェックアウトし、荷物を積み込んで 屋根付きの場所にオートバイを停めさせてくれたのは嬉しかったが、昨晩の対応も然り、壁が薄くていびき声が聞こえてきたり、今朝もシャワーの温度も不安定だったりと、いろいろと不満が残るホテルだった。
次はないな。

Google mapのナビに導かれるまま道道を走る。
平日の朝なので、職場(仕事)へ向かうと思わしき車ばかり。流れに乗って淡々と走ると、出発して10分もすればのどかな景色が広がって北海道に来たことを実感。空は晴れ渡り、気分も上々。

朝ご飯抜きで出発したので、何か食べておこうと「道の駅 あびらD51ステーション」へ寄り道。
焼きたてパンを販売しているベーカリーがあったので、人気1位と書かれていた「菜の花はちみつバターパン」を。地元(安平)の菜の花畑で採取されたはちみつが使われているとのこと。
ちょっと甘めでおやつ感覚だったが、ブラックコーヒーとよくあって美味かった。

道の駅には鉄道資料館が併設されており、追分駅やSL関連の鉄道資料の紹介と共にD51が展示保存。車体はぴかぴかだし、油や石炭の香りもあって、今にも現役で走り出しそうな迫力。

外にはキハ183系気動車が展示。国鉄カラー、角ばったスラントノーズ、いまいち垢抜けていないデザインがたまらん。(悪口ではありません)
北海道の一時代を築いた車両らしく、ほとんどが解体されていくなか、クラウドファンディングで保存されたものとのこと。日本の鉄道文化遺産なんだから、有志による活動だけでなく、国や自治体も一緒になって動かないとどんどん失われてしまう。

車両内部にも入ることができるらしいが、公開日が決まっているようで、今日は見られず。残念。

道の駅を後にし、国道234号線を更に北上。岩見沢市からは国道12号線を走り、しばらくして美唄市に。ここから滝川市までが約30kmと日本一長い直線道路区間。
街中を走るルートなので、斜里町の「天に続く道」のような絶景感はなく、だらだらといつまでも続く直線。北海道らしいと言えばそうだが、同じような街並みがいつまでも続くのでかなり退屈。

深川市から道道へと入り、戸外炉(ととろ)峠へ。ジブリの世界とは無関係な地だが、「となりのトトロ」の「トトロ」と同じ名前であることからネコバスが設置。
もっとも映画にでてきたような巨大ネコではなく、廃バスにトトロが描かれている仕様。

残念ながら室内(内部)は普通のバス、というか座席が取り払われた状態。せっかくならもふもふの椅子になってたら良かったのに。
ネットの記事によると、もともとは地元農家さんの休憩スペースとして使っていたバスらしい。

隣には時刻表も。メイのお母さんが入院していた「七国山」になってる辺りが細かい。 1時間に1本の定時運行(定期便)だったらしい。(実際にはバスは来ません)

来た道を戻り、国道12号線を深川駅方面へ。お昼も近くなってきたので、北海道出発前にチェックしておいた「食事処 藤」へ。
高さ30~40cmはあろかと思われるタワーな天丼、いわゆる「デカ盛り」が有名らしく来てみたんだが、まさかやーの定休日。ちゃんと調べてなかった自分が悪いんだけど、食べる気満々、朝食少な目?でお腹を空かしておいただけにがっかり。

周辺にはめぼしい店も見当たらなかったので、最寄りの深川西ICから深川留萌自動車道(無料区間)で留萌方面へ。
片側一車線の対面通行はちょっと怖かったりするが(特に生身で走るオートバイでは)、信号や交差点がないので快適。下道(国道233号線)に比べてかなりの時間短縮。

この辺りは制限速度80km/hのはずだが、地元のみなさん、「わ」ナンバーのレンタカーも飛ばしまくり。80~90km/h程度なら巡航も可能だけど、それ以上になると一時的に出せても巡航はきびしい。
ちょっと気を抜くとどんどんスピードが落ちてくるし、このあたりは原付2種+α。

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