2023 名古屋から軍艦島へ(リベンジ)Day 1-3

9/9(土)(1日目:3/3)
(長崎駅~(西九州新幹線)~武雄温泉駅~(リレーかもめ)~博多駅~(東海道・山陽新幹線)~名古屋)

全員の乗船が確認されると、船は慌ただしく桟橋から離岸。
沖合へと移動し、島の周囲を左回りで日本語解説、次に右回りで英語解説し、海からしか見られない箇所を見学。
せっかくなので外部デッキから写真に収めたかったが、船内は混雑して移動も難しく、みなさんも着席したままだったので断念。

他社との上陸スケジュールの兼ね合いがあるんだろうけど、最初に周遊があって、島全体の説明を受けてから上陸したほうが良かったな。頭に頭に入りやすいし。
また、予備知識がないまま上陸しても「すげー」で終わってしまうので、軍艦島コンシェルジュの「デジタルミュージアム」のような資料館を見学したのち、上陸したほうがより楽しめると思う。

また、上陸前から分かっていたことだが、島内で見学できるのは島の南東側だけ、見学通路で仕切られていてかなり限定的。崩落の危険性が高いから仕方ないとは思いつつ、30号棟などもっと近寄りたかったし、端島小中学校も間近で見てみたかった。

帰りの船内では軍艦島紹介ビデオ(DVD)が流れていたが、内容的にどれも知っているものばかり。早朝からの移動、炎天下を歩いての疲れもあって爆睡。気づいたらもう長崎港だった。

船を下船したらすぐに長崎駅へ、新幹線の出発まであまり時間がないので急ぎ足。

乗り換え時間を含め、名古屋まで5時間以上の電車旅のため、ちょっと早いがお夕飯を済ませておく。
並ぶことなく座れる(空いてる)店を探し、かもめ市場(駅商業施設)のレストラン街にあった「みのりカフェ」へ。せっかくなので、長崎産の何かを使った物が食べたくて「長崎和牛の牛すき丼」を注文。
お肉は柔らかく美味しかったが、(正直なところ)和牛ってブランド(銘柄)による差がよくわかんないんだよね。食べてから言うのもなんだけど。

乗車まであと30分、かもめ市場の売店で家族へのお土産を購入。
前回、家族の評判が良かった福建の「よりより」と「月餅」、チョコレートハウスの「チョコ缶」、文明堂の「かすてら巻」、やまやの「明太鮭ほぐし」など。

乗車まであと10分。急いで構内の指定席券売機へ向かい、ネット予約しておいたチケットを発券。

急いでトイレを済ませ、出発3分前に新幹線ホームへ。行きはそれなりに混雑していたが、帰りはガラガラ。観光客は1泊していくだろうし、さすがに日帰りの人(土曜日に帰る人)はそうそう居ないからかも。

乗車時間(わずか)27分間で武雄温泉駅に到着。
ここでリレーかもめに乗り換えるんだが、車両端っこの「大型荷物置き場」に、ぽつんとスーツケースが忘れられていた。「〇〇品証」とテプラが貼られており、出張用に持ってきたものっぽい。きっと、会社に帰ったらめっちゃ怒られるんだろうな。可哀想に。

武雄温泉駅からは787系リレーかもめに乗車。
前回は物珍しさもあってワクワクした乗り換えも、荷物を持って移動する手間、乗り換えを急かされる感じがストレス。
また、リレーかもめ(787系及び885系)は良くできた車両なんだろうけど、新幹線と比べるとスピードが遅いし、線路がイマイチなのか結構揺れるし、マイナス面ばかりが目に付く。佐賀県の言い分もわからなくもないが、やっぱ乗り換えなしで博多~長崎間を結んでほしい。

1時間ほどで博多駅に到着。「かもめ」って名前で運行されているが、やっぱり「つばめ」だよな。

反対側ホームには「ハウステンボス号」が、向こう側ホームには「特急ゆふいんの森」が停まっていた。JR九州の車両は個性的なものが多く、見ているだけでも楽しい。その点、地元名古屋は・・・。
名鉄はパノラマカーが無くなって久しいし、ミュースカイはワクワクしないし、JR東海の車両はビジネスライクでシンプルすぎるし。

スマホ(モバイルSUICA)で改札を抜け、18:36発の始発(のぞみ62号)に乗車。
持ってきたノートPCで旅の記録を付けたりしつつ、名古屋までの所要時間は3時間20分。急ぐたびではないが、ちょっと長い。

先月(8/21)から、東海道新幹線の車内チャイムが変更され、のぞみデビュー時からの「AMBITIOUS JAPAN!」から「会いにいこう」に。聞き慣れるまで時間がかかるかと思ったけど、違和感なく耳にしっくり、音色も優しくて心地よかった。

そうそう、東海道新幹線のワゴン販売は来月(10月)で廃止になるので、きっとこれも見納め。

名古屋駅から名古屋市営地下鉄に乗り換え、自宅に着いたのは23時。
念願だった軍艦島に無事上陸できたので良かったが、さすがに長崎を往復日帰りの行程はちょっときつかった。

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