2023 名古屋から軍艦島へ(リベンジ)Day 1-1

9/9(土)(1日目:1/3)
(自宅~名古屋駅~(東海道・山陽新幹線)~博多駅~(リレーかもめ)~武雄温泉駅~(西九州新幹線)~長崎駅)

名古屋から九州までは、新幹線よりも飛行機(LCC)のほうが安いが、休日かつ時間帯によってはその差は微妙。自宅から中部国際空港(セントレア)まで行く手間、搭乗手続き等にかかる時間、シートに座りっぱなし(立ち上がれない)の環境を考えると気が乗らず、乗り慣れた新幹線で行くことにした。

朝5時過ぎに自宅を出発し、最寄駅から名古屋市営地下鉄(桜通線)に揺られて名古屋駅まで30分ほど。

スマホ(モバイルSUICA)で改札を抜け、6:20発の始発(のぞみ271号)に乗車。
車窓に流れる景色を眺めながら、近所のスーパーで買っておいた菓子パンとTully’s(缶コーヒー)で朝ご飯。車内は大学生と思わしき若者が多く、自分が学生だった時の長い夏休みを思い出した。あの頃はホント楽しかったな。ただ、一人暮らしの開放感から堕落しすぎた。今になって反省してもどうにもならんが。

のぞみの途中停車駅は、京都、新大阪、新神戸、岡山、福山、広島、小倉。
揺られること3時間30分で終点の博多駅に到着。スマートEXは西九州新幹線非対応のため、一旦、改札を出場。

博多から長崎までのチケットは、JR九州の列車予約サービスで「かもめネットきっぷ」を予約済み。東海道新幹線のようにICカードやスマホでは乗車できないので、みどりの窓口か指定席券売機で発券する必要あり。
せっかくネットで事前予約できても、紙のチケットじゃなきゃ乗れないのは勝手が悪い。週末ってこともあって券売機には長蛇の列だし、電車の時間に間に合うかちょっと焦った。

一方、発券の手間はかかるものの、博多から長崎間が通常6,050円(指定席)のところ、「かもめネットきっぷ」だと4,200円と30%以上も割引になり、お財布的にかなりのお得感。

無事にチケットを発券し、改札を抜けてホームへと進む。
まもなく「ななつ星in九州」が「新たな人生」に向けて出発するらしい。一度は乗ってみたい。いや、必ず乗る。

10:04発の885系リレーかもめに乗車。これほど短期間にまた乗るとは思わなかった。

今回は直前予約だったために指定席が取れず、かと言って自由席で座れなかったら嫌なのでグリーン車を予約。
ゆったりした1-2配列のうち、最前列の一人掛けで武雄温泉駅まで。2001年デビューと車齢が古いためクタビレ感はあるものの、フローリングの床にシックな内装、黒革張りのハイバックシートに気分が上がる。

あまりの快適さに爆睡、気づいたら武雄温泉駅に到着。ぞろぞろと下車し、ホーム反対側で待つ西九州新幹線(N700Sかもめ)に乗り換える。前回(2か月前)乗車した際は平日でガラガラだったが、今日は自由席はほぼ満席、指定席も半分ぐらいの乗車率。

途中の停車駅は諫早駅のみ、乗車時間23分で長崎駅に到着。
西九州新幹線には、速達タイプが2系統と各駅タイプの計3種類があるらしく、今回乗車した諫早駅のみ停車するタイプが一番速いらしい。名称分けされていない(「かもめ」しかない)ため、乗ってみるまで分からない。

西九州新幹線の開業を機に長崎駅周辺は再開発工事が進んでおり、以前(2ヶ月前)よりも出来上がっててあとちょっとな感じ。フルオープンは今秋らしい。

長崎駅から徒歩でフェリーターミナルを目指す。乗船開始は12:40からなので時間に余裕はあるんだが、今日こそ上陸できるのかドキドキが止まらない。

12:15 長崎港ターミナルに到着。
軍艦島クルーズを企画している会社は5社あり、前回(2か月前)利用したのが軍艦島コンシェルジュのツアー。
今回も同社を利用しようかと思ったが、ミュージアムの見学料金を含んでいることから若干お高め。あれから展示内容が変わっているとは思えないし、上陸さえできればよいので、今回は「やまさ海運」の軍艦島クルーズにしてみた。

受付カウンターで「軍艦島上陸承諾書」と「誓約書」を提出し、ツアー費用3,990円(5%off適用)と長崎市施設利用料310円を支払う。軍艦島コンシェルジュに比べるとかなりお値打ち。

湾内の波は穏やか。午前出港便は上陸済み、天気良し、微風、嫌がおうにも期待が高まる。

出港20分前となり、いよいよ乗船開始。「マルベージャ」なる旅客定員225名のクルーズ船。
軍艦島コンシェルジュの「ジュピター」とは異なり、全席が自由席扱いなので早い者勝ち。みなさん外部デッキへと向かっていくが、さすがに暑そうだったので1階のエアコンが効いた室内で。航路を考えると、進行方向右側がよく、窓際の席を陣取った。

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