2013 若狭ツーリング (夏を前に海を見に行く))Day 1-1

6/29(土)(1/2)
(名古屋~(名二環/名神)~木之本IC~メタセコイア並木~熊川宿~小浜市~かねまつ)

有給休暇をあわせての4連休を利用し、妙義山や赤城山を見に行こうと思っていたが、甲信越地方は4日間とも雨模様。お天道様には逆らえず、予約してあったホテルをキャンセルして日帰りツーリングに変更。
WEATHER NEWSと睨めっこし、「晴」マークが付いていた若狭方面へ行くことにした。

荷物は準備しておいた1泊用のまま、日帰り温泉に入るかもしれないので着替えは念のため。手持ちの地図を関東から関西マップルに変更し、家族みんなに見送られて7:30に自宅出発。
最寄のICから名二環に乗り、名古屋高速を経由して名神高速を西へと走る。

自宅を出発してから1時間弱、名神高速の養老SAに到着。晴天とはいえ、梅雨時期のせいか駐車場の車は少な目。バイクにいたっては1台も居らず。バイク馬鹿売れって記事をyahooニュースで見たんだけどなぁ^^; あれは何だったんでしょうか。

今回、VFRにはナビ(ユピテルMCN45si)を初装着。画面表示とともに耳に入ってくる音声ガイド(ブルートゥース)はめちゃ便利。車ではすっかり慣れたナビだが、走りながら地図がめくれない、一人で道を判断しなければならないバイクにとって、その恩恵は比較にならないほど。レーダーやループコイルなどの警告もアナウンスされるし、ツーリングを楽しめる便利なツール。高かったけど買った甲斐があった。もう手放せませぬ。

SAには「美濃・飛騨 匠の技」って紹介コーナーとイチローモデルのバットが展示してあった。そう言えば、養老にバット工場があるってニュースで見たことあるな。桃鉄をやりこんだせいか、「バット工場」って富山県のイメージがあるけど。

朝ごはんを食べずに出てきたので、SA内にあったパン屋でメロンパンを購入。メロンパン好き、メロンパンにはちとうるさい。この辺りでは有名なパン屋さんみたいなんで期待したが、外カリ中フワ好きにとってはイマイチ。「有名な店=好みの味」とは限らないからねぇ。

お腹も膨れたんで出発。米原JCTから北陸道に乗り換え北上し、奥琵琶湖近くの木之本ICで下車。賤ヶ岳のトンネルを抜けると、目の前にでっかい琵琶湖が登場。

琵琶湖湖畔に建つ「奥琵琶湖ドライブイン」に到着。
学生時代、ドライブやツーリングで通るたび立ち寄った思い出の場所。2007年に閉鎖されたことは知っていたが、まじまじと見るのは初めて。立ち入り禁止のロープが張ってあるだけで簡単に入れそうだが、「警察に発報します」との警告看板に断念。

琵琶湖沿いでロケーションは良く、休日は観光バスや一般車で満車になるほど盛況していたのに。近くにトンネル(藤ヶ崎トンネル)が開通したことによって、車の流れが変わってしまったことが主因だろうな。また、乱立するコンビニに追われたってのもあると思う。昔ながらのドライブイン、亡くなってしまったのが実に惜しい。

ドライブイン前の道路は、国道8号線から県道336号線に格下げ。琵琶湖沿いを走る片側1車線、道路状況も悪くなく、走ってて気持ちよいのに交通量はほとんど皆無。コペンが対向車ですれ違っただけ。

国道303号線を琵琶湖北部のマキノ町方面へ。ナビのアナウンスに従うまま、メタセコイア並木に到着。
マキノピックランド沿いの県道にメタセコイアがいっぱい。距離にして2.4km、500本が植えられているらしい。これは雪景色か紅葉の時期に見るともっと素敵かもね。

国道161号線から303号線へ。昔で言うところの「鯖街道」を小浜方面へ。山々と田んぼ、民家が見える景色が続き、気温も上がってきてぼーっとしてきた。

道の駅「若狭熊川宿」でちょい休憩。
すぐ裏手に「熊川宿」があったので散策してみる。中部圏だと「馬籠」「妻籠」「奈良井」が有名で、これらの宿場町と比べると・・・、地味っつーか観光地化が進んでない?? 宿場町は縦に長いので、ひょっとしたら見所は他にあったのかもしれん。ただ、観光客向けの看板が見当たらないのはいかがなものか。

宿場町を流れる水路、水がキレイだ。流れる水の音も涼しげ。

沿道沿いに江戸時代のものと思われる「熊川番所」が復元展示されていた。学校で習った「入り鉄砲に出女」のあれ。思ってたよりもこじんまりした建物には、役人2人(人形)がキリッとした表情で鎮座。あとは、うーん・・・これだけ?ってな感じ。歴史に詳しかったら見ごたえもあるんだろうけど、残念ながら学がないので。

国道27号線から小浜駅方面へ、11時ちょっとすぎに「食事処かねまつ」に到着。スポーツ用品店の2階に位置する店、大きな看板があるわけでもなく、知っていないと来れないお店。

雑居ビルっぽい階段を上がると、魚がたくさん干されていたり^^ 事前にネットで調べてきたから入れるが、ふらっと立ち寄りだと躊躇するなぁ。
店内に入ると、開店直後なのに数組のお客さんが居るあたり人気店。お一人様なのでカウンター席に通され、メニューにオススメと書いてあったものを注文。11時開店だが、11時30分からしか提供できないとのこと(謎) 店内にあったテレビを見ながらぼーっと待つ。

店内にも干物がずらーっと干されて売られてる状態。きっと安いんだろうけど、魚の種類すら分かってないのでありがたみも当然分からず。

すっかりお腹も空いた頃、やっと運ばれてきた「かねまつ丼」。うに、いくら、いか、ぶつ切りの刺身がご飯が見えないほど載って、更に小鉢が付き、あら汁はお替り自由で1,000円也。

何の魚かわかんないけど、海の香りがして美味しい。せっかくなんで1杯お替り。気づけば店内は満員、店の入口には行列ができるほど。開店直後に来たのは正解だったみたい。
並盛でも十分お腹いっぱいになって満足。これはまたリピートしたいかも。

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