通勤特急ADDRESS – 41.マスタ・シリンダー交換(台湾スズキ純正品)

ブレーキを握ったときのゴリゴリ感が半端なく、レバーを新品に交換してみたものの完治せず。少し握ったぐらいではブレーキが効かず、強く握るとカックンといきなり効く状態。
原因はマスタ・シリンダーかブレーキ・キャリパだと思うが、レバーを握ったときに感じるゴリゴリ感は手のひらから。そして、レバー奥のピストンあたりから異音がするので、マスタ・シリンダーを交換することにした。

ネットで調べてみたところ、サードパーティ?製で4k程度が最安。あとは台湾スズキの純正品が7k。価格では前者だが、命に係わる部品なだけに後者を選択した。

ブレーキ・オイルは近所の2りんかんで購入。200mlぐらいあれば足りると思うが、100mlが540円、2本(200ml)買うと1,080円。対して1L缶は1,080円。絶対に余ると思うが、後者(1L缶)を購入。グレードはDOT4。
また、ブレーキオイル交換(エア抜き)に必須なチューブ(内径5mm)は、2りんかんだと綺麗なパッケージに入った商品が500円もする。対して、近所のホームセンターなら計り売りで100円@50cmと1/5の価格。間違いなく後者。

フロントカウルを取り外し、まずはブレーキオイルを全て抜く。この辺りの作業は学生時代にやったことがあるので楽勝。自分で出来ることがあるってのは、この年になっても嬉しい。
ホース内に残った僅かなブレーキオイルが垂れるので、ウェスでカウルを保護してからホースの取り外し。塗装面に付着すると塗装が剥げるらしいので。

ハンドル・パイプにクランプ位置の目印を付けてから、マスタ・シリンダーを取り外し。
普段、まじまじと見ることはなかったが、よくよく見るとクタビレ感は半端なく。雨の日も晴れにも、雪の日も毎日酷使してるからなぁ。

取り外したのと逆の順序で取り付け、あとはブレーキオイルを入れてひたすらエア抜き作業。手持ちでワンウェイバルブがなかったので、握って/緩めて/排出、閉めて/継ぎ足してをひたすら繰り返し。

マスタ・シリンダー側のミラー取付穴が10mmだったので、8mmへの変換アダプタを介してミラー取り付け。K6までは10mm、K7から8mmに変わったらしく、近所の2りんかんまでひとっ走りして調達。そこまでは事前に調べきれず。

全ての取付作業が完了して早速試乗。
これまでのゴリゴリ感が嘘のようにスムーズなブレーキタッチになり、握った分だけ制動がかかるようになった。当たり前っちゃ当たり前なんだが、車検がないので定期的な整備はなく、違和感があってもついつい後回し。毎日の通勤の足だから、もっとちゃんと見てあげないといかんのだけどね。
ホントかかった費用以上の満足感が得られて良かった。

通勤特急ADDRESS

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