2016 長野・群馬ツーリング（食と峠を楽しんできた）Day 1-2

９／２５（日）（２／２）
（聖湖～長野駅～いむらや～スマイルホテル長野）

ホテルの顔である玄関手前にはバリケードあり、１階の窓には木の板が打ち付けられていて近づくことはおろか、内部の状況を見ることすらできず。
車寄せと思わしきものもあったりで、それなりに立派なホテルだった模様。

裏手へと回ってみると、お約束のように窓ガラスは割れているものの激しく朽ちた感じもなく。さすがに営業再開ってレベルには遠いが、崩れ落ちる心配もなさそうだし、是非とも中に入って・・・。

建物の作りや雰囲気から察するに昭和４０～５０年ぐらいに建てられたものかなと素人予想。
最上階に設置された看板跡から「ホテル　聖」なる屋号は読めた。湖の名前を取ったのね。目の前が湖とロケーションって聞こえはいいが、周囲にこれと言った観光施設もなさそうで、「泊り」で来るほどの魅力は感じられず。日帰りでもどうだろ？って思うほどだし。どこの観光地もそうだが、よほどの有名どころでもない限り生き残りは難しい。

もう２度と来ることもなさそうなので、「聖高原」の看板前で記念写真を撮ってから湖を後に。廃墟ホテルと綺麗に整備された湖の対比が印象的だった。

聖湖から国道４０３号線で千曲市方面へ。ＪＲ姨捨駅の隣を抜け、善光寺平を見ながら千曲川を目指して降りる。ここからの眺めは日本三大車窓の１つで、昨秋に「ワイドビューしなの」に揺られながら見た。名古屋から２時間以上も電車に揺られ、まったりしていたところで見ただけに感動も２割増しだったが、何故か今回は「ふーん」って感じ。キレイなんだけどね。

ここまで渋滞もなく快調だったが、千曲市街地に入ったあたりから交通量が多く。この先はホテルへ行くだけだし、更埴ＩＣから長野道に乗って一気に長野市まで。長野ＩＣで下車し、見覚えのある景色を見つつ長野駅前に建つ「スマイルホテル長野」に到着。
裏手の駐車場にＶＦＲを停め、フロントでチェックイン。名前を告げると、「○○様のご紹介ですね、承っておりますので料金は不要です。」って言われちゃって、誰かと勘違いされちゃってる状態。無料（タダ）ほど高いものはないのでちゃんと支払いましたとさ。

荷物を解いた後、お夕飯のお店を探しがてら長野駅周辺を散策。
迷子にならぬようスマホのナビを片手に歩いてみるが、Googleマップって知らない土地を歩く（旅する）ときはホント便利だな。迷子になるのが怖くて入り込めないような道も気にせず進めるし。

気になった店はいくつかあったが、団体で入るような飲み屋ばかりで躊躇。駅ナカなら観光客向けのお店とかあるかなと長野駅へ。
出張で来た際にぶらぶらしたんで、なんとなくどんな店があるかは分かっているものの一通りぐるっと。

駅ビルの中に居た。何のキャラか分かんないけど、どっかで見たことがあるようなないような。まぁまぁ可愛いかな。やっぱ一番は「みきゃん」だろ。
（注：長野県ＰＲキャラクターの「アルクマ」って言うらしい）

あーでもないこーでもないって歩き回ってたら結構いい時間に。夜が早い街なのか日曜日だからか、明らかに人の数が減って寂しい雰囲気に。
めぼしい店もないし、ネットで調べてヒットした「いむらや」って店に行ってみることに。裏通りからさらに一本中に入った場所に店があって、知っていないと入れない（辿りつけない）店。

お店の入り口横にはショーケースに並んだ食品サンプル。自分が小学生の頃（昭和５０年代）にはどこの店にもあったよなー。家族で外食するとき、店の入口に並んだサンプルを見てワクワクしながら選んだもん。宙に浮くスパゲッティのフォークとかね＾＾；

中に入るとカウンター席が２列のこじんまりしたお店。店内突き当りの食券売場で名物？の「やきそば（＠５７０円）」を注文。「Ｂ級グルメでなくＣ級グルメ」って記事も見たりして、どんなものかとドキワクで待っていると・・・。

皿から溢れんばかりのボリュームでやってきた料理は、これって焼きそば？って代物。かた焼きそばのような揚げ麺、とろみのついた餡にキャベツ、キクラゲ、チャーシュー、さやえんどう等々。
一口食べてみると、なんじゃ？ってな甘さ。食べて食べれないことはないけど・・・てな感じがで食べすすめていくが、なかなか減らないボリュームと、どんどん減っていく食欲。地元の方と思わしき人たちは大盛りとか注文してるし・・・。大抵のものは食べるし、食べ残すことってまずないんだが、半分ほど食べたところでギブ。もう無理。お腹いっぱいではなく、これ以上は食べられない。
食事にはそれぞれ好みが分かれるが、これは確かにＣ級グルメ。