2017 東北ツーリング (秋田~岩手~青森~岩手~宮城)Day 3-1

6/14(水)
(サンルート青森~青函トンネル入口広場~青函トンネル記念館~階段国道~)


窓から差し込む朝日が眩しくて、目覚まし時計よりも早く5時起床。顔を洗って着替えを済ませるが、モーニングが始まる6:30まで結構な時間。今日は長い距離を走る予定なので、ちょっとでも早く出発できるよう先に荷造りを済ませておく。


時間ちょうどに11階のレストランに到着し、やったね一番乗り。トレーに皿をセットし、バイキング形式の料理を片っ端から乗せていく。
ビジネスホテルにも「格」の違いがあるのか、いつも停まるホテル(ルートインやスーパーホテル)よりも明らかに料理の種類が豊富。あれも食べたい、これも食べたいと迷うなか、結局かなりの量を皿へ・・・。
味も申し分なく、ご飯を3杯も食べることに・・・。


7時過ぎにチェックアウトし、国道280号線を北へと進む。
走りはじめてしばらくは出勤中と思わしき車でたくさんだったが、次第に交通量が減り、信号がなくなり、走る車のスピードが速くなり、快適なツーリングに。田んぼが広がる国道と並走し、まっすぐに延びる高架橋。たぶん東北新幹線だと思うが、かなり長いこと並走したにも関わらず、列車を拝むことはできず。

途中、「青函トンネル入口広場」なるものがあったので寄り道。
青函トンネルの青森(本州)側の入り口に位置し、全長53kmのトンネルを列車が出入りするところを見学できるみたい。 BossのテレビCMで見たことはあれど、実際に見るのは初めてなのでワクドキだったが、次の列車通過は40分後。上下線とも1時間に1本程度なので、時刻表を把握した上で来ないとダメみたい。東海道新幹線とは訳が違う。


青い海を眺めつつ、いくつかの集落、小さな漁港などを通過しつつ竜飛岬へと向かう。
景色はきれいだし、天気はよいし、心に溜まった垢が流されていく感じ。まさにリフレッシュ。


ナビに言われるがまま走り、「道の駅 みんまや」に到着。道の駅に用事と言うか、併設?の「青函トンネル記念館」がお目当て。記念館の見学は400円、体験坑道乗車券付きが1,300円。ここは迷うことなくセット券(JAF会員で1割引き)を購入。
列車(ケーブルカー)の発車時刻まで30分ほどあるってことで、館内の施設をのんびり見学。トンネル建設の歴史(あゆみ)、掘削方法、実際に使用された機材の展示などあり。何度も読み返しては見たがちょっと内容的に難しかったかなぁ・・・。分かったようで分からないと言うか、なかなか頭に入ってこなかった。


ケーブルカーの発車時間5分前になったので乗車口へ。お客は全6名と、さすが平日って感じの空き具合。
乗るのは「もぐら号」なるケーブルカーで、当時の斜坑線を海面下140mまで降りていく。


斜度は14度とのことだが、感覚的には45度ぐらいあるんじゃね?ってぐらいに急勾配。さらにガッタンゴットンと「脱線しないよね?」って大きな音共に揺れたりして、別の意味での恐怖感もあり。思わずケーブルのが解れたりしていないか窓から確認してみたり^^;


およそ10分ほどで体験坑道駅に到着し、ガイドさんに連れられて坑道内を歩いて回る。
観光専用ではなく、JR職員がトンネル点検用に使っているとのことで、「竜飛海底駅(竜飛定点)」まで繋がっているらしい。


坑道の一部が見学用施設として整備されており、トンネル建設の歴史(あゆみ)、掘削方法、実際に使用された機材・・・、上の資料館で見たのと一部被ってるが気にしない。
トンネル内には結構な量の湧き水が染み出しており、ポンプで絶えず汲み上げているとのこと。当たり前だが、停電すると水没するんだよな・・・。


30分ほどかけて見て回り、再びケーブルカーに乗り込んで地上へと戻る。2度目ってこともあるが、下るときに比べると恐怖感はちょっと少な目。ま、怖いことには違いないが・・・。エンジニアってのは心配性なもんで。


青函トンネル記念館を後にし、竜飛岬から広がる青い海を見ながら走る。土地柄なのか風が強い。


竜飛岬を見下ろす高台に「津軽海峡冬景色」の歌碑があり。昨日、八甲田丸の隣でも見たな。
再生用のボタンを押してみると、大音量で流れ出す歌。これも同じだ。ただ、唯一違ったのが、1番から3番まである歌詞のうち、2番だけが再生されるところ。「竜飛岬」が出てくるのは2番だけだもんで。


高台から山道を下り、お目当ての国道を見学。
VFRを停めて歩きだすが、ホントにこの道であってるよね??って思うようなルート。案内看板どおりだから間違いないが、なかったらまず無理。他人の住居に侵入しちゃうんじゃないかって思うような道だし、これが国道だとは普通は思えない。


歩くことしばし、お目当ての階段国道に到着。
海沿いの集落から竜飛岬へと至る高低差70m、全362段の階段で、なぜ国道に指定されることとなったのかは不明。見た感じ、観光地向けに整備されてる感が強く・・・。

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