2022 しまなみサイクリング (自転車の聖地(2回目))Day 1-1

4/2(土)(1/2)
(名古屋~(電車旅)~尾道駅~(福本渡船)~~因島~~生口島~)


早朝5:30に自宅を出発。
嫁にお願いし、自宅最寄り駅まで車(D:5)で送ってもらって地下鉄に乗車。
周囲の邪魔にならないよう最後尾(先頭)車両へ、デッキの手すりに輪行袋を縛り付けて転倒防止。輪行での自転車旅に慣れてるだけあって、長男の方が手際が良くて見様見まね、すっかり親の方が教えてもらう側。


名古屋駅で下車し、6:36発の「ひかり531号」に乗車。
スマートEXで最後尾シートを予約済み。リクライニング機能は犠牲になってしまうが、何とか2台を並べて置くことができた。


車内はガラガラ。と言うか、自分たち以外にお客ゼロの貸し切り状態。
こりゃ静かだし快適でいいじゃんって思ってたら、京都駅、大阪駅と停まるたびに大勢の人が乗ってきて、気づけばほぼ満席。そして、乗客の9割近くが女性。女子の方が行動力があるのか、旅好きが多いのか。男子は出不精? 同じ男としてはちょっと残念。


乗車前に購入したパンとコーヒーで朝ごはんを食べつつ、車窓から見える景色を見てぼけーっと過ごし、2時間ほどでJR西日本 福山駅に到着。
ここで在来線(山陽本線)に乗り換えて尾道駅へと向かう。


国鉄時代の雰囲気が漂う黄色い車両に乗車。ドア横には戸袋窓もあって懐かしい。
更に懐かしかったのが、列車出発時に聞こえてくる抵抗制御のモーター音。以前は当たり前のように聞けた音だが、最近はVVVFが主流になってるので久しぶり。


乗車時間にして20分ほど、4駅で尾道駅に到着。
ここまで自宅を出発してから3時間30分。以前(7年前)に来た際は、名古屋から車で自走して約7時間(仮眠時間を含む)もかかったことを考えると、やっぱ新幹線は早いし楽。自走(車)に比べて値は張るが、その価値あり。


尾道駅すぐ横の専用スペースで自転車を組み立てて出発準備。
この日のためにDEFY2(2013モデル)はショップに分解整備を依頼し、タイヤ、ホイール、チェーン、テールライトなどを新品交換してばっちり。長男は、大学の休みを利用しては北海道、九州などあちこち走ってるDomane AL4。


10:00 GPSロガーをセット、スマホのナビを起動して出発。
まずは向島に渡るんだが、尾道大橋は交通量が多く自転車で走るには危ないので、渡船(フェリー)に揺られて1分。お値段も70円(大人+自転車)と激安。そして日本一短いフェリー航路。


向島に到着し、いよいよサイクリングがスタート。
渡船を降りた場所から20cm幅の青いラインが引かれており、このラインをトレースしていけば今治(四国)まで行ける。
距離にして約80km。一般的な自転車乗りなら大した距離ではないが、橋に至るルートの高低差もあり、中老(50歳)を過ぎたメタボ体形にはなかなかハード。それなりに覚悟して走らないとたどり着けない。


向島の街中を走り、しばくすると海沿いの道へ。名古屋と違って空気が澄んでるし、鳥のさえずりも聞こえてきたりしていい感じ。
が、スタートして30分も経ってないのに、早くも右足が攣りそうな状況に。出発時の給水を忘れてしまったので水分補給もできず最悪。足を労わりつつ騙し騙しでついていくが、長男との差は開くばかり。ある程度、先に行ってもらって待っててもらうことに。


しまなみ海道は1橋あたり50~200円の通行料金がかかるが、2012年の試験的(期間限定)無料化の実施以降、何度も延長されて、2024年(令和6年)3月まで「しまなみサイクリングフリー」が継続中。地元の方々に歓迎されているようで何か嬉しい。


まずは1つ目の橋を渡る。
しまなみ海道をつなぐ6つの橋のうち、因島大橋だけが車道の下を走るルート。両サイドは金網に囲まれて展望は冴えないので、まっすぐの直線道路をひたすら漕いで渡る。


橋を渡り切り、村上水軍で有名な「因島」に到着。
かれこれ7年ぶりだが、ところどころの景色に見覚えがあって懐かしい。のんびりした雰囲気もそのまま、当時とあまり変わってない感じ。
海沿いのカフェでボトルに給水してもらったのを思い出した。


次いで生口橋を渡る。斜張橋は見た目に格好いいね。完成時は世界最長だったらしい。


橋を降り、生口島の北側を通るルートを走る。
道沿いにあったコンビニで水分を補給し、足の攣りもかなり収まってきたのでペースアップ。海沿いのルートは路面が良く、長男の後ろを25~28km/hほどで巡行。


大三島へとつながる多々羅大橋に向けて走っていると、道沿いにガチャガチャ。
レモンのキャラクターや缶バッチが入ってるっぽい。あまり興味がわかなかったのでスルーしたが、自転車専用道沿いにあったので、車では買いに来られないことからレアだったかもしれん。ちょっと惜しいことした。


柑橘系の甘い香りがする畑を抜け、多々羅大橋を渡って「大三島」へ。橋の途中に県境があって、いよいよ広島県から愛媛県へ。
まだ半分ぐらいしか走っていないはずだが、既に疲れが蓄積中・・・。

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