2015 しまなみサイクリング (自転車の聖地を走ってみた)Day 1-2
8/21(月)(2/2)
(今治~大島~伯方島~大三島~生口島~因島~向島~尾道)
今治から1つ目の橋となる「来島海峡大橋」を渡る。来島海峡第一大橋から第三大橋までの3つで構成された全長4km、海面から約60mを走る。風は穏やか、天気は快晴、申し分のないサイクリング日和。
橋からの眺めは格別で、国際的に評価されてるのが分かる気がする。オートバイ(KSR2)で走ったときも感動したが、自分の足で漕いで渡ると2割増し以上。景色もゆっくり流れるのでたっぷりと楽しめる。
所々で停まっては眺め、写真を撮り、また漕ぎ出してってのを繰り返す。とっとと渡ってしまうのが勿体無いぐらい。
4kmの空中道路を走り終え、1つ目の島である「大島」へと降りるループを走る。先ほど登ったご褒美、漕がなくても進むので気持ちいい。
以前にツーリングで来た際、海沿いを走るルートが気持ちよかったので、島の外周をぐるーっと走ることに。海の色が沖縄みたい。プライベートビーチのように海沿いに建ってる家もあったりして羨ましい。
先ほど渡った来島海峡大橋をバックに撮ってみた。自転車を並べただけなのに「絵」になるカットになった。
ヘルメットとサングラスを置いて撮ってみたが、こっちも「絵」になる。こうなると何を撮ってもイイ写真になる。
道路に描かれたブルーライン以外にも、ところどころに案内看板があって迷わないようになってる。自分がどのあたりに位置しているのか把握するのに便利。
写真で見ると大したことないが、ここから先に続く田浦峠にギブアップ。まだ走り始めたばかりってのに、日頃の運動不足がたたって押して歩く羽目に。長男は毎日の部活で体力が付いたらしく、フツーに漕いで登っていった・・・。体力的には追い越されたっぽい。
予想よりも大きかった大島。海岸沿いをぐるーっと走り終え、「伯方・大島大橋」で伯方島へと渡る。距離にして1kmちょっとと短め。先ほどの来島海峡大橋と異なり、原付、自転車、歩行者が同じ道を走る。
道の駅「伯方S・Cパーク」で休憩。サイクル・スタンドも整備されて・・・、自転車の台数が多すぎて追いついていない状況。
こんな自転車スタンドもありました。使い勝手は悪かったけど、こーゆー遊び心もないとね。せっかくなんで使ってみました。
今治港でも見たゆるキャラがここにも。自転車に乗ったスタイルで登場。愛らしいので人気が出そうなんだが、この旅で初めて知った。
せっかく伯方島に来たので、お昼ご飯に「伯方の塩ラーメン」を食べてみる。長男は絶賛していたが、オレ的には微妙な感じ。フードコートのラーメンだったし、普通の塩ラーメンとの違いがわからず。「塩にぎり」も食べてみたが同様の感想。食後に食べた「塩ソフト」はそれなりに美味かった。
道の駅の前はビーチが広がり、夕暮れどきは沈む夕日が眺められそう。瀬戸内っていいところだな。
伯方島を後にし、大三島大橋で大三島へ。交通量が少ないので、直線路では結構なスピードで走れる。そんな状況を察してか事故が多いのか、5ヶ国語で書かれた標識が注意を促すように建ってた。
道の駅「多田羅しまなみ公園」にサイクリストの聖地碑があるってことで寄ってみた。ツーリング(オートバイ)でもしかり、この手のものには弱い。
自転車乗りがひっきりなしに記念写真を撮ってたので、同じように撮ってみた。2つの穴は自転車の車輪、上の大きな石はサドルをイメージして作られた碑らしい。うーん、言われなきゃわからんぞ。
ここにもサイクルスタンドがありました^^; 全部で5つほどあってどれも異なるデザイン、みなさん自分の自転車を試し置きして遊んでました。当然、オレもやりました。
缶コーヒーでも飲もうと自販機へ行ったら、妙に値段の高いものを発見。ジュースやコーヒーなどと並んでチューブが売られてました。これは初めて見たよ。まさに自転車の聖地。
いよいよ自転車の旅も終盤、多田羅大橋を渡って「生口島」に入るといよいよ広島県。走ってる姿を撮ろうと長男を先に走らせたところ、かなりのスピードで走る。無理して頑張ってるのかと思ったら涼しい顔で走ってるし・・・orz 疲れも溜まってきて付いていくのがやっと。こっちはロード、あっちはクロスなんだけど。
生口橋を渡って「因島」へ上陸。橋のたもとにある「カフェテラス 菜のはな」でシクロツーリズムのオリジナルTシャツをお土産に購入。
ここの店は「しまなみサイクルオアシス」の参加店で、空気入れ、修理、トイレなどのサービスが無料で受けられる店舗。せっかくなのでマイボトルに氷入りで水を入れてもらった。見ず知らずの人のボトルに水を入れてくれるなんて・・・(感謝)
走行距離も100kmを越え、疲れも溜まってきたので因島大橋近くの「はっさく屋」でスイーツ休憩。よほどの人気店なのか、店の入口にはサイン色紙がいっぱい。
ガイドブックに掲載されていた「はっさく大福」が目当てだったんだが、10月中旬以降に販売開始とのこと。さらに夕方でほとんどが売れてしまってる状態で、唯一残っていた「ぶどう・甘夏大福」を注文。さほどの期待もなく口に運んだが、フルーツのみずみずしさがハンパなくて一気に食いきった。今まで食べた大福の中では間違いなくナンバー1。
向島に入る頃には日も傾いて、自転車で走る自分の影も長く。この島を走り終えればいよいよ終了。
民家の隙間から尾道城が見えてきた。あとは渡船に揺られれば瀬戸内海縦断の旅も終了。
行きと同じ福本渡船で尾道へ。同じく船待ちしていたローディーと雑談、しまなみ海道を2日かけて全走破してきたとのこと。日程に余裕があれば是非ともやってみたいところ。尾道城をバックにお互いに写真を撮りあったりして、良い記念になった。
数分の船旅を終えて本州に上陸。船着場から100mほど走って尾道駅に到着。無事に「しまなみ海道」の縦走が完了。
走行距離は114.6km、走行時間は6時間36分、平均速度は17.3km/hと相変わらずののんびりだったが、キレイな景色に美味しい食べ物、十分に楽しむことができた。40歳半ばの中年でも走りきれたほどだから、誰にでもオススメ。
走行距離 : 114.6km
平均速度 : 17.3 km/h
最高速度 : 49.9 km/h
消費カロリ: 1457 kcal
走行時間 : 6時間36分32秒