2013 山陽ツーリング (いろいろな海を観る)Day 3-2

5/1(水)(2/2)
コンフォートホテル呉~原爆ドーム~(山陽道/中国道)~秋吉台~角島大橋~下関~火の山公園~新門司港~(名門大洋フェリー)

古びた雰囲気がなんともいい感じで、外の景色よりも建物の中をじろじろ。
地元名産を展示した土産コーナーでは、すっかり色あせた「うに」が・・・^^; そもそものパッケージ写真も「意味」がわからんし。ウニって北海道のイメージしかなかったけど、この辺りでも採れるんだね。

こぼれる笑顔、走る姿がとても素敵な写真で^^ 
下関と門司間は関門トンネルがあり、上が車、下が人道の二重構造。距離にして780mなんで、九州と本州って思ってたよりも近い。「水曜どうでしょう」で歩いて通れるってことを知ってたけど、一般的にはあんま知られていないのでは??

色あせた写真で紹介されていた関釜連絡船。昔は下関と釜山を結ぶ連絡船があったらしい。昭和20年までって話だから知らなくても当然。釜山って言うと、チョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」を思い出すな。小学校6年生ぐらいかな? めっちゃヒットした記憶、何唄ってるかぜんぜん理解できてなかったけど。

気になる回転レストランも覗いて見た。ひとっこ一人お客が居ない閑古鳥、冷やかしするにも気が引けるほど。ちっとも美味しそうに見えない食品サンプルが雰囲気よく、昔のレストランを思い出した。

フェリー出航まで3時間ちょっと。事前にコンビニで買い物もしたいので、余裕を見て早めの出発。
下関ICから関門自動車道を南へ。海上を渡る橋はあっという間、景色を楽しむ暇もなく九州に上陸。間違ってひとつ手前の「門司港IC」で降りてしまい失敗。本当は「門司IC」でした。名前が紛らわしいっつーの。道を間違えたのは昨日に続き2回目、やっぱりナビを付けようと決心。

セブレブで食料調達の後、18時ちょい前に新門司港フェリーターミナルに到着。九州からの帰路は「阪九フェリー」を使うことが多かったので、初めて「名門大洋フェリー」を利用してみることにした。

既に受付が始まっていたので、早速乗船手続き。事前にネット予約済みなので、プリントアウト用紙を見せてカード決済ですぐ終了。

いつも二等寝台ばかりなので、今回はちょっとリッチに1つ上のランクを選んでみた。長距離フェリーに乗るのは久しぶり(北海道ツー以来の5年ぶり?)だし、たまにはね。

乗船するフェリーは、「フェリーきょうと2」って船。2002年就航なので10年ちょっと前の船。まだ新しい部類に入るかな?
ちなみに「名門大洋フェリー」の「名門」って、「名家」の意味かと思ってたんだけど、「名」古屋と「門」司を結ぶ航路を結んでいたことが由来らしい。自分で自分のことを名門って言う会社はないわな。

乗船開始までぼけーっと外で待ちぼうけ。徐々に増えてくるバイク、やっぱ集団ツーリングが多いね。ソロはホント少数派。そして、いつもどおりの高い年齢層。おっさんばっか。

予定より30分遅れでやっとの乗船。目の前のおっさん(VFR1200)がUターンを失敗、危うくスロープ手前で大転倒をやらかしそうに^^; 見ているこっちのほうが焦った。DCTだと低速コントロールが難しいの?? まさかね。

GIVIのボックスから最低限の荷物を取り出し、フロア2つ上がって5Fのエントランスホールへ。ちょっと「?」なレイアウトな感じ(あくまで直感)はするものの、広々としていて悪くない。

更に1フロア上がって部屋を探すも迷子。T字の通路が多くて先が見通せないため、自分がどの位置にいるのかさっぱり。おまけに通路が異常に狭かったりするし、一般家庭の廊下並?
結局、船内マップと睨めっこして特別二等洋室A(グリーン)にやっと到着。マップの下に書いてった「三菱重工」の文字。以前のツーレポでも書いた記憶だが、ここの会社のフェリーは分かりにくい。

寝台は、2段ベッドが梯子じゃなくて階段。上段と下段が別の通路になっているので、互いが鉢合わせすることもなくプライベート感もあり。

カプセルホテルのようにベッドにはテレビ付き。1晩眠るだけなので、そんなに見ることはないと思うけど、あれば嬉しいもの。

お風呂で汗を流し、さっぱりしたところでお夕飯。ロビーのソファでくつろぎながら食べるつもりだったが、団体さんが占拠状態。こーゆーとき、一人だと場所取りもできないし。やむなく、ベッドの上で食べた。

風に当たろうと外に出ると、思ったよりも冷たい風にがくぶる。瀬戸内海を通る航路はホント揺れないね。今日はのんびりと眠れそう。

本日の走行距離 372km(17.8km/L)

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