2014 大井川サイクリング (大井川鉄道で輪行)Day 1-1

7/6(日)(1/2)
(名古屋~(高速)~島田金谷IC~新金谷駅~(輪行)~千頭駅)


新金谷駅発の始発電車に間に合うよう、4時過ぎに自宅を出発。
前日のうちに自転車や手荷物類は車に積んでおいたので、顔を洗って着替えたら即出発。まだ夜が明けない名古屋市内を走る。


名二環から高速に乗り、伊勢湾岸自動車道,東名高速,新東名と乗り継いで東へと向かう。交通量も少なく快適な高速巡航と言いたいところだが、ボディ形状(ミニバン)と非力なエンジン(2L)では仕方ない。10年落ちだし乗り換えたい気もするけど、故障しているところはないし、先立つものもない。できればミニバン以外に乗りたいが、スキーにキャンプ、自転車と遊びに便利なので手放せないってのもある。


途中でトイレ休憩を挟みつつ、2時間弱で島田金谷ICを下車。下道を10分ほど走って大井川鉄道の新金谷駅に到着。
駅前のコインパーキングに車を停め、輪行袋に入れた自転車を引っ張り出す。その他にヘルメットやグローブ、ウォーター・ボトルにサドル・バッグなど、持ってみると両手が塞がるほどてんこ盛り。


昭和の香りがする窓口で「千頭駅」(終着駅)までの切符を購入。自転車(輪行)は別途料金が必要とのことで、手荷物扱いとして運んでもらう。今じゃ懐かしい厚紙?の券が渡され、鋏を入れてもらうのも久しぶり。小学生のころに乗った名鉄電車以来かも。


線路を渡ってホームに入ると、昭和にタイムスリップしたような錯覚。ホームの屋根が木造だったり、近鉄カラーの懐かしい車両が停まってたり、国鉄のような茶色の車両があったり。


なにがどんな車両かよくわからんけど、鉄道資料館に来たような感じで楽しいな。あれもこれもと写真を撮って楽しんでいると、6:18発(始発)の千頭行き車両が入線。急いで輪行袋を担いで乗車する。


こちらの車両もまたレトロな感じで、やたらと分厚い赤色のシートが印象的。2両編成の車両には俺以外にお客は一人。ほとんど貸切状態。


最後尾にあった料金箱とシートの間に自転車を置き、がたんごとんと列車に揺られる。線路のメンテナンスが行き届いていないのか、横揺れだけじゃなく縦にも結構揺れる。


すぐ隣の運転台を覗いてみたら、客室との仕切り(窓)もなく手が届きそうな位置。ちょっと開放的すぎ? 如何にもローカル線ってな風情。


山間を走るルートなのでトンネルを通ったりする。ガタンゴトンと響く音と蛍光灯の明かり。最近のLEDや白色蛍光灯に慣れた目には薄暗く見え、懐かしいような寂しいような不思議な気持ちに。


各駅停車なので列車はのんびりペース。最初は大井川沿いを走る景色に喜んでいたが、終点の千頭駅までは計17駅もあって、いつの間にかうとうと。


7:26 終点の千頭駅に到着。乗ってきた車両を改めて見るが、こりゃかなりの古さ。どっかで乗ったような気がするが、地元(名鉄)では走ってないかったよなぁ。元は南海電鉄高野線の車両らしい。→中国地方へツーリングした際に、一畑電鉄で乗ってました。


すぐ隣には機関車トーマスに出てくるなんかの車両が。Yahooニュースにも取り上げられてたけど、蒸気機関車をトーマス改造して走らせるみたいね。


アップで見ると怖い。これで本当に子供が喜ぶんだろうか?? 夜中に見たら確実にホラーだな。
ここでトラブル発生。さて改札を出るかと輪行袋を持ち上げると・・・。「ぴきっ!」って背中に激痛。以前に痛めた筋をまたやってしまった。その場で悶絶。走る前に準備運動をしっかりととは思っていたが、まさか走る前に痛めるとは想定外。


このまま電車に乗って帰ろうかとも思うほどの痛さ、改札から出てもベンチに座ったまま全く動けず・・・。もう恰好悪いったらありゃしない。そのまま悶絶すること30分、日が昇ってきて暑くなってきたし、意を決して出発の準備をする。うぅ~って痛みに耐えながら自転車を組み立てている様は、傍から見たらさぞかし不思議な光景だったでしょう(汗)


なんとか自転車を組み立て終わって駅前を出発する。とりあえず周辺を散策してみるが特になーんもなく。お土産物屋的な店も数件程度で川沿いにキャンプ場があったぐらい。もっと観光地な雰囲気を想像していたので「あれ?」て感じ。ここから先、井川駅を目指すトロッコ列車の乗り換え駅に過ぎないんかも。

大井川を渡り国道362号線から県道77号で山道を降りる。漕ぐたびに背中に痛みが走るので、体を労わりつつのゆったりペース。基本的にダウンヒル、行程としては楽なはず。

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