2016 能登ツーリング (能登半島をぐるっと一周)Day 2-2

5/2(月)(2/3)
(上大沢町~大沢町~輪島~永井豪記念館~)

廃墟を後にし、国道249号線をどんどん北上。このルートだと輪島市にまっすぐ行ってしまうので、途中で海沿いの道を走るルート(県道266号線)へ。
スピード違反に気をつけつつだらだらと、途中にあった「男女滝(なめたき)」なるものを見学してみたり。


観光用の案内看板があったので停まってみたが、ありがたみはいまひとつ。
本流の「女滝」と支流の「男滝」の2つが寄り添うように流れ、夫婦のように見えることから名づけられた滝だそうで。うーん、ありがちな感じ。夏はウォータースライダーとして遊ぶこともできるらしい。


山間を走り抜けると目の前に日本海。ここにも案内看板と駐車場があったので見学してみると、海から吹く風から守るための間垣と集落。冬の季節にはかなり強い風が吹くんだろうな。竹で出来た囲いらしいが、先人の知恵を受け継いでるのか、観光客用なのかは不明。


海からの距離が近く、悪天候時には波をもろ被りしそうな道を北上する。なんだか「ツーリングしてるな」って感じ。


しばし走ると、左手には日本海に面した漁港、右手には間垣が続き、一度来てみたかった大沢町に到着。駐車場の案内看板に沿って走り、観光客用の駐車場にVFRを停める。ドラマの放送が終わってから1年以上が経ってるせいか、GWにも関わらず観光客っぽいのは1~2組程度。


平成27年(2015年)の上期に放送された朝ドラの舞台になった場所。その前にやってた「マッサン」、更に前の「花子とアン」が(個人的には)つまらなかったので、「まれ」は久々に楽しく見れた。ドラマ熱が冷めないうちに来たかったんだが、みんな考えることが同じなのか、北陸新幹線の開業効果もあってかとにかく宿が取れず。ようやく来ることが出来た。


山間の小さな漁師町は間垣に囲まれて独特の雰囲気。能登には何度かツーリングで来たが、こんな場所があるなんて知らんかった。


まずは元治さんと文さんが営む「民宿 おけさく」へ。ん?? 看板が立ってるけど、実在する民宿なのか??


中に入ってみると玄関の引き戸にも屋号が。が、民宿っぽい雰囲気(空気感)はなく。あとで分かったんだが、元民宿らしい。となると、今では個人宅ってことになるんだが、庭先まで入っちゃったけど良かったかしらん。


漁港の脇には、ドラマで何度も登場した「やぐら」が。登ってみようとしたが、ロケ用のセットってことで立ち入り禁止(登るべからず)になってて残念。


藍子が徹の無事を祈ってお参りしていた神社。常盤貴子がホント可愛くて、彼女を見るのがドラマを見る楽しみのひとつでもあった。ダンナの帰りをひたすら待つって役どころも良かったよ。


神社の手前に役場を発見。実在の大沢町ではなく、ドラマで使われた「外浦(そとら)村」の文字が書かれているので、これもドラマのセット。元は何かの商店だったらしい。GW期間中にも関わらず?鍵がかかっており、中に入ることはできず。


役場では魔女姫人形グッズが販売されてるらしいのだが・・・。土日と祝日のみの販売らしく、今日は平日(月曜日)なので買うことができず。せっかくなんで1つぐらい欲しかったんだけどね。


ドラマのセットばかりでなく、せっかくなんで大沢町(外浦村)の集落を散策。車1台が通るにもやっとだったり、人が通るぐらいの道幅しかなかったり。のんびりした空気が流れ、当たり前だが地元(名古屋)とは違った雰囲気。


しばらく歩くと、公民館(西保コミュニティセンター)に到着。ドラマの展示とかあるってことだったで、ちょっと中を覗いてみたが・・・。


ドラマで使った小道具とかあるんか?って期待したが、サイン色紙にロケ地の写真が少々、あとはドラマのポスターが貼られてるぐらい。せっかく舞台になったんだし、もうちょっと力を入れても良いのでは?とも思ったが、そもそも観光地じゃないんだね。

大沢町を後にし、海沿いの県道を走って輪島市へ。時間的にお昼時なので、ぐるナビで検索してヒットした「漁師の店 こだわり」ってお店へ。ツーリング・マップルにも載ってた店なのでちょい期待。


お店の前にVFRを停め、ウェイティング・リストに名前を書いて店の前でぼけーっと。空腹は最高のスパイスって言うし、行列が出来るほど美味いってことなので我慢して待つ。


30分ほど待ってカウンター席へ。メニューにどーんと写真が載ってて美味そうだった「漁師の海鮮丼」を大盛りで注文。久々のツーリングだし、せっかくの能登なので海の幸をがっつり堪能しないと。
観光地にしてはリーズナブルだったし、味は文句のつけようが無く、ボリュームもあって美味かったよ。泊りで来て呑みながらってのもいいかも。


お腹もパンパンなんで食後の散歩。輪島港のあたりをフラフラ歩いていると、「永井豪記念館」へのルートが書かれた案内看板を発見。小さい頃、マジンガーZやグレート・マジンガーとか見たなぁと思い出し行ってみることに。


30度ぐらいあるのでは?ってぐらいの暑さの中、汗をかきながら輪島朝市(商店街)を歩いていくと、マジンガーZにデビルマンが描かれた建物。
受付の暇そうなお姉さん(おばさん)にJAF会員証を提示し、若干の割引が効いて450円(大人)。小さなパンフを渡されて中へと入る。


入ってすぐの場所に2mぐらいの高さ(1/9スケール)のマジンガーZがどーんと。ロケットパンチを発射したあとのシーンだな。ポージングが決まっててめちゃ格好いいので何枚か写真を撮影。一緒に並んで写りたかったが、回りにお客さんも誰も居なかったので頼めず。ちと残念。


マジンガーZの周囲には永井豪の生い立ち(年表)に代表作の紹介など。奥に進むと各種作品がパソコン上で閲覧できたり、フィギュアが飾られていたり。さらに奥に進むと原画(撮影禁止)が飾られているコーナーが。
さほど大きくない記念館なので、10分ぐらいで見終わった。うーん、子供の頃はマジンガーZやグレート・ジンガーなど見たけど、よくよく考えてみればファンってほどでもなかったな。代表作のデビルマンも見てなかったし。せっかくの展示もありがたみがほとんどなく・・・。


VFRを停めた場所まで歩いて戻るが、日差しはどんどん強くなって汗が流れるほど。路面からの照り返しがあるとは言え、VFRの温度計は34度を表示orz
ジャケットは着なきゃいけないし、ヘルメットは被るし、エンジンに跨って走るし、オートバイに乗って楽しい季節って一体いつよ?

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