KSR2日記 season2 – 3.車両状態

ヤフオクの出品紹介である程度は把握していたつもりだったけど、実車を見てびっくり。ぱっと見以外、全てが違うと言っても過言ではないほどに手が入ってました。 ノーマルの箇所を探す方が難しいぐらい。
備忘録の意味も含め記載。

<外装>

KSR110用フロントカウル装備。
ポン付けできるはずもなく、自作されたと思われるステーを介して装備。また、純正のハロゲン球からHIDに変更されていてかなりの照度。KSR2純正の行灯に比べたらダンチ。
また、ウインカーはクリアに変更されるともにLED化済。

フロントカウル同様、フロントフェンダーもKSR110のものへ。エッジの効いたデザインがいい感じ。

リアには、カーボン製のインナーフェンダーを装備。これまたお高そうな一品。

<足回り>

ホイールは純正鉄チンからKSR110のもの(アルミ)へ変更済み。同じKSRシリーズとはいえ、確かポン付けできないはずだが・・・。
また、メーカ名は分からないが、ストーンガードも交換済み。純正は白だった記憶。

ブレーキはKX80(モトクロス競技用車両)のものに換装されるとともに、ステンメッシュのブレーキホースに交換済。

フロント同様、リアブレーキも交換済。こっちはキャリパがゴールドだけど。

フロントサスペンションは減衰力調整機構付きのもの(どこのメーカ製だろ?)に変更済。トップブリッジも変わってる気がする。

リアサスペンションはYSS製のものを装着。赤いスプリングが素敵。

フロントブレーキはニッシンラジアルマスターに変更済。これまでに乗ってきたオートバイは、どれも一般的な横置き式だったので、初めて経験するラジアル。

<エンジン関係>

前オーナ曰く、キャブレターが内系拡大加工済み、ステンレスベースプレートでポートタイミングが早めてあるとのこと。オレのような素人には「??」ですが。
アクセル、クラッチ、チョークのワイヤ類も社外品に交換済み。どこのメーカ製が分からないけど、ブルーがいい感じ。

KSR キムラレーシングサービスのチャンバーを装備。純正と異なり、エキパイがエンジンの下を通る形状。2st特有の乾いた音が気持ちいい。

<電装品>

スピードメータ左上に多機能デジタルメータ(ACEWELL ACE-1100)を装備。エンジン回転数(タコメータ)、時計、水温、シフトワーニングが見られるもの。
また、スピードメータ内のインジケータ類は全てLED化済。
右上には、12V電源とUSB電源の取り出し口を装備。今どきのオートバイでは普通の装備だが、20世紀のオートバイにはなかったもの。あると便利。

ウインカーはプッシュキャンセル、ライトON/OFF機能が付いた他車種のものに変更。多分だけど、スイッチボックスの下半分(チョークレバー部分)はKSR純正品だと思う。いわゆるニコイチ加工だが、つなぎ目の処理を見るに素人は思えない。すごいです。

発電コイルは巻直しレギュレータ強化済みらしい。
ワンオフのステーを介し、設置場所も変更されてる凝りよう。以前乗っていたKSR2はレギュレータがパンクしたことがあり(北海道ツーリング中の出来事)、前オーナーも同じ経験をされたのか、もしくは持病対策なのか。

<その他>

ハンドルはタケカワのアルミ製に交換済み。純正に比べてアップライト。もうちょっと低い方が好み。

ライディングスポットのリアキャリアとSHADのリアボックスを装備。

ひょっとしてフレームをウレタン塗装で塗りなおしてある? 以前に乗っていたから分かるが、長年乗っていると擦れてくる箇所があるんだが、新車と見紛うほどにキレイ。

かかった金額を考えると、かなりお買い得だったと思う。しっかりとメンテされているようなので、取り急ぎ交換せねばならない部品もなく、通常のメンテナンスで普通に乗り続けられそう。
猫に小判。

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