KSR2日記 – 34.KSR2との別れ
リフレッシュであれこれ部品を交換してから1年半が経過。
マジェスティ(2000年モデル)の後継機として乗り始めたKSR2も、2002年の新車購入から6年半が経過。天候の如何にかかわらず通勤に使用し、沖縄ツーリングやしまなみ海道ツーリング,北海道ツーリング(途中リタイア)にも出動、現在の走行距離は27,179km。小柄なボディとよく回るエンジンがお気に入りだったが、会社帰りにバイパス路を「6速全開(1分ぐらい)」をやってから調子が急降下。エンジンの妙~な音を皮切りに、ヘッドライトが点かなくなったり、スロットルがスカスカになったりとお迎え間近な雰囲気。自賠責保険が切れるまであと1年ほど乗る予定だったが、通勤途中での故障は厄介だし手放すことを決意。
カウルは色あせボロボロ状態(購入2年ほどでなった)。自宅では屋根付き保管でも、一日のほとんどが会社で露天なもんだから致し方ない。しかし、ここまで塗装が酷くなるのはこのバイクが初。KSR2特有なのか、それともカワサキ・クオリティのせいか。。。
錆もあっちこっちで発生していて、一番目に付くのは赤錆が浮き出たチャンバー。排熱で水分なんぞ一気に蒸発すると思ってたんだけど。
キー・ホルダーが走行中に擦れて塗装が剥がれ、ハンドル周りにもうっすらと錆が発生中。
プラスチック類の劣化も酷く、リザーバ・タンクは点検窓が完全に曇っちゃって、中が全く見えないほど。
グリップも剥け剥け。これでグリップ4本目、毎日乗ってるからか握りすぎなのか2年で1本ぐらいの交換ペースでした。
リアのローターは波打ち。どうもキーキー無くと思ったら、大変なことになってました(汗) これは自業自得。
リア・キャリアは内部で錆が発生中。この惨状を見てXRモタのキャリアを買う際はRALLY591に。その他にもショックからオイル漏れしていたり、タイヤもそろそろ交換時期。
新車からここまで長い付き合いをしたバイクはコレが初。絶滅危惧種の2stエンジン、甲高い排気音にオイルの燃える匂い。速度一定(アクセル・パーシャル)だとイマイチなもののワイドオープンにすると元気の良くなるエンジン、小径ホイールでスパスパ切れるハンドリング、乗っていてホントに「Fun」なバイクでした。
もともとバイクにかかる維持費低減のためにマジェスティから乗り換え。で、結果。
バイク本体は約30万、税金は年1200円/年、自賠責保険に任意保険(ファミリーバイク特約)、消耗品を含めても6年半でトータル40万円程度。換算すると5,000円/月程度のランニングコスト。やぱ2種は安い!
お疲れ様、KSR2。このバイクを購入した年に生まれた長男は小学校1年生。ホント月日の流れを感じます。