2020 北海道サイクリング (道東を走ってみた)Day 2

9/20(日)
(~太平洋フェリー(きそ)~仙台港~太平洋フェリー(きそ)~)

のんびりと8時起床。GPS(Google Map)で現在地を確認してみると、静岡県の沖合を時速40kmほど(約21kt)で航行中。
大浴場でひとっ風呂浴びてさっぱりし、船室に戻って朝ごはんタイム。昨日、コンビニで買っておいたパンとタリーズの缶コーヒー。

あっという間に食べ終わってしまい、あとは時間を持て余す・・・。
人との接触を避けるため自室(船室)に閉じ籠っているのか、ロビー前もラウンジスペースも人影は少な目。人がいないもんだから全体的に活気がない印象。前回乗った時はこんなんじゃなかったし、せっかくの旅行なのになんか残念な感じ。

やることもないので、持ってきたAmazonタブで昨日の日記を書いてみたり。陸地に近い場所を航行するようで、携帯の電波(4G)もそれなりに受信可。

12:30 船内アナウンスに誘われてレストランへ。
ビュッフェスタイルだったが、料理を取るときはマスクと手袋(透明の使い捨てタイプ)を着用するよう徹底されていた。また、あちこちにビニールシートがかかっており、取りうる対策は全てやられている感じ。
こんなことまでしないと食事が楽しめないとは、こんな時代が来ることを想像できなかった。もう2度とコロナ前の社会(日常)には戻れないかもね。

お昼ご飯を食べ終え外部デッキに出てみると、ちょうど福島第一原発のあたりを航行中。早いもので東日本大震災(原発事故)から9年以上が経過したが、廃炉には30年以上かかると言われているので未だ道半ば。

船内のシアターラウンジでは、映画が見られたりジャズなどのショー(生演奏)が楽しめたりするんだが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休止中。
代わりに船室のテレビで映画が放映されていたので、ベッドに寝転がってダラダラ見ながら暇つぶし。
「トレインミッション」って洋画だったが、前半はサスペンス色が濃い内容で進み、後半になるとダイハード・シリーズのようなアクション。ところどころ話の設定(筋)に無理があったりしたが、まぁまぁ楽しめた。

16:40 定刻通り仙台港に接岸。
出港まで3時間ほどあるので一時下船してみることに。残念ながら車両(自転車)は降ろすことができないため、長男と2人で近くのショッピングセンターまで徒歩。

20分ほど歩いて「イオン多賀城店」に到着。
2年前の東北ツーリング時、乗船前の買い出しで来たことがあるので2度目の来店。
東北地方に足を踏み入れたんだし、専門店街でご当地グルメとか入手したかったが、郊外のショッピングセンターとしては中規模程度(さほど大きくない)で専門店っぽいものはなし。フードコートも「ミスド」「モス」「ケンタ」しかなく。
やむなくスーパーの総菜コーナーで売ってる弁当と酒類を購入して終了。せっかくだから牛タンとか食べたかったのに残念。

来た道を戻ってフェリーターミナルへ。
写真ではきれいな船体に見えるが、あちこちに錆が目立つし、塗装が浮いているような箇所もあったりして、それなりにくたびれた印象。太平洋フェリーが所有する3隻のうち、デビューが2005年(15年前)と一番古いらしい。

フェリーに乗船し外部デッキで景色を眺めているも、出港時間(19:40)になっても車両デッキのドアは閉まらず。係員の人もそわそわしている感じで何かを待っている模様。
乗客もざわつく中、10分ほどしてやってきたのはオートバイが1台。遅刻したライダーの乗船を待っていたようで、乗り込むや即ドアが閉まって出港開始。

スラスターで離岸するものと思ってたらタグボートが登場。ロープを接続し、停泊しているフェリーを軽々と?引っ張って180度の方向転換。あんな小さい船で200m級の船を引っ張るってすげー力持ち。
向きが変わったところでロープが切り離され、フェリーによる自力航行が開始されて北海道に向け出発。

船室へと戻り、お夕飯を済ませてから「半沢直樹」を見る。
が、電波の受信状況が悪いようでフルセグからワンセグ、さらには全く受信できない状況に・・・(汗) 陸地に近いことから4Gが受信できていたため、スマホをテザリングしてAmazonタブをネット接続、自宅のnasneにアクセスしてtorneで番組視聴。追っかけ再生して無事に見ることができた。
毎週楽しみにして見ていたが、次回はいよいよ最終回。昔のドラマみたいに半年、いや1年ぐらい放送してくれてもいいのに。

本日の走行距離:0km

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