2009 北海道ツーリング(初めての「秋」北海道)Day 5-1

9/24(その1)
(ひがしかぐら森林公園キャンプ場~層雲峡~北見)

お土産を買うのをすっかり忘れ、そのまま家に帰ってしまって焦る夢を見た。洒落になってないな^^;


6:30 起床。寒さで起きることなく朝までぐっすり。昨日はほとんど走らなかったので、今日は距離を稼いで釧路まで行く予定。天気予報では雨雲が接近しているらしく昼ぐらいから旭川、その後、北見へと移動するようで、足早に走ったほうが良さそう。


ここのキャンプ場、何故かあっちこっちに恐竜のオブジェがあって、深夜にトイレに起きた際、薄明かりの中でぼんやりと見たときはちょっと怖かった。オブジェ(作りモノ)って知らない人が見たら、熊か何かが襲ってきたかと錯覚するって。ったく、心臓に悪いよ。


赤く色づいた木と、緑色のダンロップ・テントの対比がキレイ。キャンプ場はVTRに乗ったライダーが1名、あとは老夫婦が1組のみと閑散。


今日も昨朝に同じくロバパン製のパン。名古屋では見かけたこと無いけど、北海道が本拠地のメーカなのかな? 早めに出発しようとさっさと食べ終わって出発準備をしていると、老夫婦に話しかけられちょっと雑談。美幌峠を越えて釧路方面へ行くって言ってるのに、何故か洞爺湖近くの温泉施設を勧められ割引券までくれた。親切にしてもらった手前、そっち方面へは行きませんとも言えず・・・。ありがたく頂戴しておいた。

9:00にキャンプ場を出発。旭川市内のセルフ・スタンドで、これでもかってぐらいに満タン給油、層雲峡方面へと向かう。


上川町を越えると視線は上へ、層雲峡の断崖絶壁の岩肌に釘付け。ずーっと上を見上げっぱなしで走る。そしてその更に上には怪しげな雲。こりゃ今日は雨雲から逃げられんかも。まぁ降ったら降ったまでだが。昔と違って最近は天候に関して心穏やかだ(笑)


寒くなってきたので、層雲峡駐車場のちょっと手前にあったコンビニで休憩。冷えきった体を温めようとおやつタイム。このセブレブ、普段町中で見かける店舗と違って店が地味。出店にあたり、「周囲環境に配慮せよ」とか「派手な色合いは慎め」とか指示されたんだろうな。が、店は道路から若干引っ込んでること、加えてこんだけ地味じゃ通る人に気づいてもらえないよホント。じゃあ何でオレは気づいたかって言うと。


こんな感じでセブレブマークのKトラが停まってたから。てっきり配送中の車が停まってると思ったら、よーく見るとこの車はとっくに車検切れ。明らかに看板代わりで停めてある確信犯だ。大人ってのはホントずる賢いな(笑)


長い銀河トンネルを抜け、しばらく走ると上士幌,帯広方面へ抜ける国道273号線と、北見,網走方面へ抜ける国道39号線との分岐。そしてその分岐点に大雪湖。バイクを止め湖を眺めてみると、かなり水かさが減っていて茶色の地肌が丸見え状態。特に水不足のニュースは聞いたこと無いので、この時期は水量が減る時期なのかな?


遠く旭岳方面と思われる山を見ると、白っぽいモノが見えた。雪だよな? 今年降った雪かそれとも万年雪か。


分岐から10kmほど、道東へと下り始める石北峠へ到着。以前来たときは、注意していないと通り過ぎてしまうような狭ーいヘアピン峠だったが、広い駐車場が完備された立派なものに。また、隣には展望台まで新設されて様変わり。が、景色があまり開けないのは相変わらず、展望台から眺めてみても・・・。眼下には樹海が広がってるんだけどね。


石北峠より先は下り道。道東方面に向け高速コーナーを気持ちよく降下。標高も高いので木々も色づき始めていてキレイ。紅葉満開の時期に走ったらメチャメチャ気持ちよさそうだ。

温根湯から北見に至る国道は超まったり、車の流れに乗ってダラダラ。たまーに「きつね牧場」とか出てくるが、結構くたびれた外観。駐車場には車ゼロ、お客さんが入ってるようには見えなかったが・・・。どうなんだろ、楽しいんかな? 一度は行ってみたいような。


途中、国道沿いに古めかしい看板を見つけ急停車。昔はこんな看板あったよなぁ~。小学生の頃、名岐バイパス(国道22号)沿いにもあったよ。今みたいな画一化されたものでなく、個性全開のこーゆーの好き。


走りながら横目でちらりと見ることはあっても、これだけ間近でじろじろ見るのは初めて。車はマツダのサバンナRX-3だ。スカイラインGT-Rの無敗神話を破った車だね。どうやって車を柱とくっつけてるんだろ?ってのも気になるし、タイヤは劣化していないんだろうか?とか、窓ガラスはなんであんなにキレイなんだろう?とか、興味の無い人にとっては至極どうでもいいことですが^^; 残念ながらこの看板のお店はかなり昔に廃業されたみたい、まぁそうだろうけど残念。

その2へ つづく

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