2014 乗鞍スカイライン＋エコーライン （雲上のサイクリング）Day 1-2
７／２１（月）（２／２）
（乗鞍スカイライン～畳平～（サイクリング）～エコーライン～前川渡大橋～松本）
ゴールまで２ｋｍ弱ぐらいから斜度が緩やかになり、自転車で走れるようになってきた。景色の良いストレートがあったので、またも長男にお願いして撮ってもらった。遠めで撮ったのでデブがばれなくていい記念写真になった＾＾
標高も２，５００ｍを越えたあたりから山肌に万年雪が見られるようになってきた。が、子供の頃に見た乗鞍はもっと雪があった記憶だけどなぁ。これも温暖化の影響か。
どんだけ辛くても笑顔を忘れず楽しまないと。親子で雑談をしつつのんびり走ってると、見覚えのある池（鶴ヶ池？）が見えてきてゴールまであと数百ｍ。足への疲労感もピークに達し、あとちょっとをラストスパート。
次女の出迎えで感動のゴール。
１０：００に出発して１３：３０着、平湯峠ゲートから畳平までの１４ｋｍを３時間半・・・。更に下からスタートする乗鞍ヒルクライム・レースのトップタイムは１９ｋｍを１時間ジャストぐらい＾＾； 我が貧脚ぶりには笑うしかないな・・・。
一般車通行止めになってから１２年、まさかこの地に自転車で来るとは思わなかった。もうこの景色は２度と見ないと思ってたよ。
お約束のカットで、乗鞍ヒルクライム記念の２ショット写真。一緒に遊んでくれてありがとう（笑）
バス組（嫁＋長女＋次女）は２時間以上も待たせてしまって申し訳ない。魔王岳に上ったりして時間を潰してたみたいだけど、さすがにオレもこんなに時間がかかるとは思ってなかったし。まぁ舐めてたと言えばそれまで、ちょっと自転車乗ってるからって実力も省みずに調子こいてました。
ぜぇぜぇ漕いで火照った体も、標高２，７００ｍの地ではあっという間にガクブル。自転車を停めて休憩所へ避難、レストランで温かいものを食べて一息。体を動かした後の飯は美味い。
せっかくここまで来たので魔王岳に登ろうとしたが、ちょっと登っただけで足ガクガク。とてもじゃないが怪我しそうな感じだったので断念。おとなしく？お土産物屋を物色。「乗鞍来たぞ！」みたいなＴシャツと、乗鞍神社？で自転車に良さげなお守りステッカーがあったので購入した。
お尻に根っこが生える前に出発。バス組と別れ、防寒具を着用してダウンヒル開始。帰りは「スカイライン（岐阜県道５号乗鞍公園線）」ではなく、長野県側へと降りる「エコーライン（長野県道８４号乗鞍岳線）」を走る。
子供の頃から何度となく見た景色だが、ちょっと名残惜しいな。この先は体力が衰える一方だし、自転車でここへ来ることはないだろうな。年寄りになったらバスツアーでなら来るかもね。
しばらくして長野県との県境の看板が出てきて、ここが最高地点。国道最高地点は渋峠、一般道も含めるとここが一番高いらしい。
岐阜県側（スカイライン）に比べ、長野県側（エコーライン）は雪渓が多い。道路沿いにあったのでまじまじ見てみると内部が空洞になってた。雪って表面から溶けるものと思ってたけど、外から見てるだけじゃわからんもんね。
土砂崩れか雪崩か、防護フェンスが大きく壊れてる個所もあったり、自然のパワーの前では人間って無力だな。
雪渓でスキーしてる人がたくさん＾＾； レストハウスは当然のことリフトもなし、板を担いで登って滑ってくる超体育会系スキーだ。自転車に板を積んでる兵もいたり。オレもスキーやキャンプなぞするけど、なんちゃってアウトドアとは住む世界が違うな。
エコーラインと言えばこの風景。こんなワインディングを走れるなんて快感・・・のはずだったんだけど、何故か頭が割れるように痛くなって楽しむどころではなく。高山病？なんて思ったが、標高が下がっても一向に収まらない。路面から来る振動で頭痛が増長され、吐き気まで出てくる有様。景色を眺める余裕もゼロ、山を降りるだけで精一杯。
途中の観光案内所のトイレでとうとうリバース、これでもかってぐらいに吐きまくってお腹空っぽ。それでも吐き気は収まらず、胃液になってもまだリバース。
長野県側のゲート（三本滝ゲート）を通過し、待ち合わせ場所（ゴール）の前川渡大橋まで１５ｋｍ。畳平を降りはじめてから１．５時間で到着。
着くなり地面にばったりとグロッキー状態、そしてまたもやリバース。
１０分ほど待つと嫁運転のステップワゴンと合流、乗鞍の雲上サイクリングはこれで無事？終了。
ある程度の覚悟はしていたけれど、ちょっと舐めてたのは否めず。足がこんなに動かないとは思わなかったし、吐くほどグロッキーになったのも想定外。自分の実力を考えるとちょっと失敗だった。もうここへ自転車で来ることはきっとないな。
走行距離 ： ４７．２３ｋｍ
平均速度 ： １３．４ ｋｍ/ｈ
最高速度 ： ５５．９ ｋｍ/ｈ
消費カロリ： ９６１ ｋｃａｌ
走行時間 ： ３時間３１分１８秒
