ADVenture150 – 4.ドラレコの取り付け(ミツバサンコーワ製 EDR-21a) –

あちこち走り回る前に取り付けたかったのがドレイブレコーダー。
自動車では当たり前になったドラレコも、オートバイではちらほら見かける程度。が、事故を起こした(起こされた)際、口でどんだけ説明するよりも記録。最悪、死人に口なしとならぬよう、しっかりと証拠は残しておかないと。

海外メーカ製で安いドラレコもあったが、万が一の時に撮れていなかったら洒落にならないので、ミツバサンコーワのバイク専用ドライブレコーダ(EDRシリーズ)を選択。
以下の3つのバリエーションがあって、前後カメラ(2カメラ)は必須、GPSは「なし」のモデルにした。あるにこしたことはないが、位置/速度情報は必須ではないかなと。

 EDR-11 :1カメラ(のみ)
 EDR-21a :前後カメラ
 EDR-21Ga:前後カメラ+GPS

楽天で\27,300也。

本体はシート下収納(メットイン)に設置するとして、問題はフロントとリアの2つのカメラと、手元スイッチ・インジケータのケーブル引き回し。
ネイキッドバイクなら簡単だろうが、カウルで覆われたスクーターともなれば大変なのは確実で、ネットの記事を読めば読むほど募る不安。

やる前から憂鬱だったが、とにかく手を動かしてみないことには始まらないので、まずはリアカメラの取り付けから。
シート下収納(メットイン)右側にETC用のケーブル穴があったので、これを利用して配線を出すことに。ワイヤインストーラ(配線通し)を使い、スコスコやってたらテールランプ辺りにひょっこり出すことができた。ここまでは順調。

リアカメラは、ミツバサンコーワのカメラステー(ナンバーマウント)を使って設置。

ほどほどの主張感。カメラを付けてることが見てわかるので、ある程度は「煽り運転」の抑止に期待できそう。

次にフロントカメラと手元スイッチ・インジケータの取り付け。
バッテリー横からメインハーネスが通っていたので、これに沿うようにハンドル辺りまで配線。文字で書くと簡単そうだが、カウルを外さずに作業しようとしたもんだから、全くうまくいかずに1時間以上も浪費。
結果、最後は諦めてカウルと外したが、どこに爪がある(潜んでいる)か分からないもんだから、頑張りすぎて爪を折ってしまいがっくり。とにかく大変だった。もう二度とやりたくない。

フロントカメラは、カウルの上部に両面テープで貼り付け。
この位置からだとフロントスクリーンが映り込んでしまってイマイチだが、まずはこれで試してみるつもり。あまりに気に入らなければ、ステーでも使ってミラーと共締めなど位置を変えてみる予定。

手元スイッチ・インジケータは、録画中を示すインジケータが視認でき、また手動録画(イベント録画)操作が行える位置ってことで、ハンドルクランプの下に取り付けた。

最後にメットイン内部の配線類を整理。ごちゃごちゃしてるとみっともないので、コルゲートチューブとケーブルクリップなどを使ってすっきりした見た目に。
素人工作にしてはまぁまぁキレイにできたものだと自画自賛。

ADV150の電源をオンにし、ドラレコ本体の設定。
スマホからWi-Fi経由にて、録画サイズ(1080P FullHD、720P HD、VGA)、画質(High/Mid/Low)、衝撃検知感度などを設定する。まぁ、この辺りの細かい設定は、使っていくうちにいろいろ試して最適なものに。

ひとっ走りして録画状況を確認。
ドラレコ本体からマイクロSDカードを取り出し、パソコンに専用ソフト(Moto DR Player)をインストールして視聴。録画形式はMP4。
今回は一番よい画質で撮ってみたこともあり、前方車両のナンバープレートもキレイに映ってるし、LED信号機もしっかりと。後方の画像も良い感じ。
これで煽り運転もばっちり記録できるし、いざという時にも安心。

2021.8.17追記

やっぱ付属の32GBでは録画時間に心許なかったので、Amazonで怪しげな128GBを購入して差し替えた。
1080P FHDでの常時録画時間は、1時間59分から7時間45分に、衝撃・手動録画時間は51分から3時間20分に大幅アップ。

2021.8.23追記

赤いカウル(ボディ)に鎮座するカメラがどうにも目立ちすぎ、格好悪く感じたのでステーを使って移設した。
DAYTONAのフロントカメラステー(ミラーM10クランプ)を使って右のミラーと共締め。

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