お墓参りへ行ってきた
父方のご先祖様の墓参りへ。
自宅から車で30分ほど走って「八事霊園」に到着。
名古屋市内にある大きな墓地で、霊園内には斎場(火葬場)もある場所。近くには、フィギュアスケートなどのスポーツで有名な中京大学、この地域では私立理系でトップ?の名城大学がある地域。
駐車場に車を停め、過去の記憶を頼りに墓石へと向かう。
丘陵地帯を切り開いて作った場所なので坂道が多く、またお世辞にも歩きやすいとは言えない作りになっており、バリアフリーとは無縁な昭和な雰囲気。 また、古くからあるだけに「陸軍○○歩兵」や「○○で戦没」など彫られたお墓もあったり、先祖代々に伝わる古いものが多い。
ここには父方のお墓が建てられており、伯父夫婦をはじめ、祖父母など先祖代々の皆さんが眠っている。
かれこれ40年近くも足が遠のいていたが、いろいろと思うところがあり、今年に入ってから手を合わせに来るようになった。
自分が物心をついたころには、すでに父と叔父の関係は微妙だった。
子供心にも何かを感じてはいたが、聞けるような話ではないし、伯父とは正月ぐらいにしか会わないので「お年玉」が貰えるだけで満足だった。貰える金額もかなり高額だったし。 その後、自分が中学生になったころに父と母が離婚同然で別居し、それを機に親戚づきあいは一切消滅した。
ここ20年ほどで母、伯父、父、叔母と次々に旅立ち、当時のことを知る人も居なくなり、今となっては知る由もなく。 まぁ知ったところでどうなるわけでもないが、当時感じていた微妙な空気感は忘れない。
せめて「あの世」では仲良くしてくれてるとよいけど。