2022 北海道ツーリング（きっと最後のキャンプツー）Day 5-1

8/24(水)（5日目：1/2）
（森林公園びふかアイランド～日の出岬展望台～計呂地交通公園～道の駅　サロマ湖）

5:30 テントを叩く音で目が覚める。
昨晩の天気予報では晴れだったし、まさかと思いつつテントから出てみると、そのまさかの雨。雨量はさほど多くないものの、2日連続で降られたってことがショック。

すぐに止むことを期待しつつ朝のコーヒータイム。
スマホ（Yahoo!天気）の雨雲レーダー画面では、美深周辺は雨雲ゼロにも関わらず、雨が降ったり止んだりを繰り返し、そうこうしているうちにまたもテントから雨漏り。もうこのテントでキャンプするのは無理！

ここへ来るのも最後かと思い、キャンプ場内を散策。
北海道に数あるキャンプ場の中でもお気に入りのひとつ。ほどほど自然があって、ほどほどアクセスもよく、買い出しもまずまず便利、何よりお風呂が目の前、そして大好きな林間サイト。
泊まるのは20年ぶりなので、思い出で美化されているかとも思ったが、やはり居心地の良いキャンプ場だった。
年齢（今年で52歳）や体力などを考えると、ひとり気ままな北海道ツーリングも難しいだろうし、もうここへ来ることはないと思う。何度もお世話になりました。

8時　雨が止んだタイミングで一気に片付け、キャンプ道具一式をADV150に積載。
隣のキャンパーに挨拶しつつ、ヨシムラの排気音を控え目（アイドリング走行）でキャンプ場を出発。

キャンプ場から10kmほど走り、美深町でこの旅で初となるホクレンでの給油。旅に出たらご当地モノが楽しいわけで、ガソリンスタンドもご当地モノで。
普段（名古屋市内の通勤）に比べ、北海道はストップ＆ゴーが少ないから燃費が上がると思いきや、意外とそうでもなく。スピードレンジが高いことから、常にアクセルを開け気味で走らざるをえず、結果的に燃費はあまり上がらない感じ。
今回はリッター46kmだった。普段の市内通勤（＠名古屋市）で43～45km/lなので、あまり変わらず。

そして、ようやくホクレンフラッグをゲット。
以前（90年代）は無料だったし、勝手に？荷物にくくりつけてくれたりするスタンドもあったが、今や無料配布も終わって有料に。調べてみたところ、2007年（平成19年）に無料配布終了、2008年は抽選配布、2009年から有料化されたらしい。
今になって考えてみると、給油量が少ないオートバイに「無料配布」していたことが不思議なわけで、ガソリンスタンドも競争が激しい折、欲しい人だけが購入する形でよいかと。

美深町から道道49号線で雄武町方面へ。
山間を抜ける道は車通りもなく、携帯電話の電波も圏外。雨も降ってきたし、とっととオホーツク海側へ抜けようと飛ばしていたところ、ガードレールを飛び越えて鹿が登場。
げっ！って思わず急ブレーキ、濡れた路面に後輪ロックしつつ回避。ドラレコは広角画像なので遠くに見えるが、まぁまぁ近くだったのでめっちゃ焦った。

山間部を抜けたら太陽が顔を出してきた。北海道は山を一つ越えると天気ががらっと変わるので面白い。

オホーツク海を眺めたかったので、日の出岬展望台「ラ・ルーナ」に寄り道。近くにはホテルやキャンプ場などがあり、岬の先端の小高くなった丘の上にぽつんと。

全面ガラス張りで、360度とまではいかないが270度ぐらいは見渡せる。展望台にしてはちょっと低いが、周囲に遮るものが何もないためこれでも十分。
目の前に広がるオホーツク海を眺めながらぼけーっと。建物が東を向いていることから朝日（日の出）を眺めるのに良さそう。あとは厳寒期の流氷もよく見えると思う。

左手にオホーツク海を眺めつつ国道239号線を走る。
すれ違うツーリング・ライダーとのYAEH!は当然のこと、汗だくで漕いでるチャリダーにも。一昨年、自転車（ロードバイク）で北海道を走って分かったが、オートバイ乗りから手を振ってもらうとめっちゃ嬉しいんだよね。テンションも上がるし、元気も数パーセント回復するし。