2012 木曽ツーリング(子供とタンデムお泊りツー)Day 1-1
9/22(土)(1/2)
(名古屋~(名二環/東名/中央道)~中津川IC~御岳スカイライン~田の原天然公園~木曽~奈良井宿~ルートイン伊那)
仕事の疲れが溜まっていたのか、普段より遅めに6時30分の起床。寝ぼけ眼で外を眺めてみると見事な秋晴れ。ツーリングを楽しみにしていた長男(10歳)は既に起きていて、急いで着替えと歯磨きを済ませていよいよ出発。お留守番の嫁や子供たちみ見送られつつ7時に自宅を出た。
名二環から高速に乗り、名古屋ICで東名高速に乗り換え。3連休の翌週ってことで空いてる目論見だったが、祝日(秋分の日)のせいか交通量は意外と多め。それでもストレスになるほどではなく順調に北上。
ぼちぼちのペースで走り、恵那峡SAで最初の休憩。リニューアルオープンしたって聞いてたんだが、まだ一部では工事中のようで。(顔出し看板は当然やりました^^)
あまりに小っぽけな駐輪スペース。せっかくならリニューアルと共に拡張してほしかったよなぁ。いかんせん車ばかりが優遇され、バイクは通行料金も高けりゃ、停める場所まで蔑ろではどうしようもない。バイクに乗らない人が設計や取り纏めをするから、こんなもんしかできんのだわ。
遅ればせながらの朝ご飯。
前日に買っておいた菓子パンと飲み物は自販機で購入し、ベンチに腰かけつつ「思ったより寒いよなぁ」なんて子供と会話しつつの食事。こんなことが父親との思い出として残るといいなぁ。
朝食を終え、しばらく走って中津川ICで下車。ここから国道19号線を北上する。スキーシーズンになると何度となく通る道。市街地の幹線道路から次第に山国道へと変わり、馬籠宿、妻籠宿などの宿場町が並ぶ木曽街道。特に何があるわけじゃないが昔からお気に入りの道。
30分ほど走って道の駅「大桑」で休憩。一人だと休憩そっちのけで距離を稼いでしまうが、子供連れってことを考慮して細かく休憩を取る。
フードコートみたいなところで五平餅。木曽方面へ来たら絶対に欠かせない(食べずにはいられない)一品。子供のころ、家族でこっち方面へ来ると必ず食べてたよなぁなんて思い出しつつ。焦げの付き具合と、甘いタレが美味し。白飯好きだし大好き。
信号もほとんど無く快走。隣には中央本線が併走し、遠くには山の稜線、何度走っても(ツーリング感があって)良い道だ。ステップワゴンではストレスになる上り坂も、VFRなら余裕のパワーでストレスゼロ。爆音は嫌だが、マフラー換えたらもっとV4の音が楽しめるかなぁ。
元橋で19号線から離れ、県道20号線を王滝村方面へ走る。牧尾ダムを抜けたあたりで3桁県道(473号線)へ、スキー場(おんたけ2240)へのメイン道路なんで道幅はそれなり。
数年前に1度だけ来たことがある「おんたけ2240」スキー場。冬シーズンは一面の銀世界だが、雪のない時期に見るとなんとも寂しげ。キレイに見えたリフトやセンターハウスも錆が目立ってボロに見えるし。
ゲレンデ内を抜ける道路は、自動車メーカーのテストコースのよう。地図には「御岳スカイライン」って書いてあるものの看板はどこにもなし。倒しこんで遊べそうな道だが、チェーンでやられているせいか路面はボロボロ、タンデムってこともあって慎重に走る。
下界では28度だった気温は、高度が上がるにつれ下って12度まで低下。ぶるぶるしてきた頃、御嶽山7合目(標高2100m)の「田の原天然公園」に到着。今日は「秋分の日」、暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、もう山はすっかり秋なんだね。
小学校のころ、御嶽山には家族旅行で何度か連たことがあって、ココ(田の原)へも2~3度来た記憶。30年以上ぶりに見る景色に懐かしさを感じる反面、当時と全く変わっていない観光センターに驚き。あの頃も新しくは思えない施設だったが、あれから30年近く経ってるのにそのままとは。
せっかく来たので、懐かしさもあって食堂でお昼ご飯。昭和の香りがぷんぷんの食堂、天井は低く、そっけない感じのテーブルと椅子がいい感じ。寒かったので暖かいそばを注文、観光地独特の「不味さ」を覚悟(期待?)していたが、思いのほかおいしくて拍子抜けだった^^;
お腹も膨れたので高山植物が広がる公園内を散策。
ここから始まる登山道は、山頂まで3時間ぐらいの道のり。小学生のころに2度登ったことがあるが、山頂から見える景色と登頂の達成感に感動した記憶だ。一緒に登ったオヤジは当時42歳、っーことは今の俺と同じか。果たして今のオレに登れるかなぁ・・・。
すぐそばに見える御嶽山。雲にかかってしまってるのが惜しい。うーん、死ぬまでにもう一度登っておきたいなぁ。
20分ほど散策した先に御嶽大神。滝に打たれて修行する方がいたり、信仰深い山って聞いたことあるしなぁ。せっかくなんでお賽銭を投じ、旅の安全を祈願しておいた。
体重を落とし、体力を付けた上、来年ぐらいに登ってみようなかと考えつつ、VFRで来た道を戻る。
眼下に広がる景色がキレイで停まってカメラを構えたくなるようなところばかり。タンデムシートに座る子供もカメラを構え、走りながらの状態で撮った1ショット。タンデムシートとは言え危ないだろって思うが、どうも「親」に似たのか。