2013 山陽ツーリング (いろいろな海を観る)Day 3-1
5/1(水)(1/2)
コンフォートホテル呉~原爆ドーム~(山陽道/中国道)~秋吉台~角島大橋~下関~火の山公園~新門司港~(名門大洋フェリー)
ケータイの目覚ましで6時に起床。すりガラスで外の様子がよく分からないが、予報では晴れマーク。
朝食を食べに1Fへ。フロント前のロビーで食べるスタイルは、スーパーホテルと感じ。落ち着かない雰囲気がどうにも馴染めないが仕方ない。気を取り直してバイキングメニューを見てみると、目に飛び込んでくるのは、数種類のおにぎりとパン。あとは卵にソーセージぐらい。こらあかんて。贅沢言わんから、「白飯+塩鮭+梅干+味噌汁」、朝はこれが食べたい!
不満な朝食を終え、とっとと出発準備。ホテルから出ると雲ひとつない晴天。今日は絶好のツーリング日和になりそう。
呉市内から「クレアライン」なる有料道路で一気に広島市へ。朝の通勤ラッシュなのか交通量は多いものの渋滞はなし。マツダ車比率が高く、川沿いにはマツダの大きなビル、あちこちにマツダの文字、広島に来たことを実感。
市内を走り、相生橋のたもと「原爆ドーム」に到着。平和祈念の意味をこめ、カメラを片手にぐるーっと一回りしつつ見学。朝早いせいか観光客はほとんどおらず、出勤中と思わしき地元の方が通る程度。ピースサインで写真を撮る馬鹿も居らず静かな雰囲気。
唯一の被爆国なのに、東日本大震災で原発があんなことになったのに、それでも原発を稼動したい(せざるを得ない)のは残念。
国道2号線で廿日市方面へと走り、山陽自動車道で山口県へと走る。カレンダーは平日のせいか走ってる車は少なく。。。と言うか、がらがら状態。せっかくなんで、ちょっとVTECを作動させて遊んでみたり。エンジン音が劇的に変わり、豹変したように加速するのはちょっとした麻薬。意図して「凄い」と思わせる味付け(エンジン特性)になってるのかもしれんけど、一般人には十分な刺激。
地図も何も見ずに走っていたので、山口JCTの分岐を間違って逆方向へ。山口ICで下車し、山を抜ける3桁国道を淡々と走る。1晩眠れば(@フェリー)到着する九州に比べ、山口県って東海地方からは本当に遠く、また観光地としてのイメージも薄くてほとんど来たこと無し。次にいつ来られるかも分からないので、一度は見たいと(走りたい)と思っていた秋吉台へ。
30分ちょっとで秋吉台に到着。うーん、四国で見たカルストよりすごいかも。あんま観光地化されていなくて、ちょっと昭和っぽい?感じも好印象(笑)
こんな売店とかね♪ 観光地で古びたものを見ると、何故か「子供の頃に行った家族旅行」を思い出し、胸がきゅーんと切ない感じになる。オレだけ? 子供の頃に来たことがない場所でもなる。不思議な感じ。
秋吉台を抜ける道はさほどの距離はなく、あっという間に終了。そのまま日本海側へ向けて北上し、海岸線沿いを長門市方面へ。
ツーリング雑誌か何かで見て、一度来たいと思っていた角島大橋。本州から角島へと超える橋は、「沖縄あたりの離島ですか?」ってぐらいな絶景。CMなどにも使われているので有名。
太陽がもうちょっと顔を出してたらエメラルドグリーンな海になったんだけどねぇ、ちょっと残念。
橋を渡って角島へ。「しおかぜの里」って名前の土産物屋兼レストランがあったのでお昼ご飯。昨日は思ったものが食べられなかったので、ちょっと豪華に海鮮丼。海鮮ものって北海道や北陸のイメージがあってピンと来なかったけど、日本海前の山陰もそうだね。
本州側へと戻り、山口県の海岸線沿いを下関方面へ。海を観ながら走る道は爽快で、思ったよりも快調なペースで下関市に到着。時間に余裕があったので「火の山パークウェイ」を走ってみることに。関門海峡に面した場所に立つ「火の山」を走るワインディング。
昭和40年代ちっくなボコボコのアスファルト道を走り、10分ほどで「火の山」山頂に到着。海峡を挟んですぐ目の前に九州。「火の山」とは、かつて(明治時代より)敵の襲来を知らせる狼煙台があったことに由来するらしく、戦争時の要塞だったらしい。これもひとつの戦跡。
道路はめっちゃ古いのに、駐車場は建てたばかりって感じ。ぜんぜん観光客が居ないんだけど。
バイクを停めて数分歩くと、ちょっといい感じな展望台。駐車場は新しかったが、展望台は昔のままなのか昭和40年代風味。しかし、ここでもひとっこ一人お客が見当たらない・・・。
展望台へとつながる通路。昔のトイレかお風呂にあったような壁のタイル張りが懐かしい。
一歩、中に入るとこんな雰囲気^^; 陳列棚に顔出し看板、観光案内など寂しく置かれた感じ、昔の病院のような寒々しいコンクリートの床。キレイに維持はされてるみたいなんだけどねぇ。回転展望レストランってのも気になる^^