半分、ワークス – 1.20年以上ぶりのマニュアル車 –

近くの中古車販売店(ネクステージ)で購入したスズキ アルトワークス(HA36S)。
2018年式(3年落ち)、走行42,000km、色はシルバーメタリック(ZVC)のワンオーナー車。好き嫌いが分かれるデザインだが、昭和のカスタムカーのようなヘッドライト(目力)が好き。
車検整備を含め、乗り出し価格は135万円也。

リアも個性的。ぎらぎらしたリアスポイラーはあまり好みではないが、まぁこれぐらいは我慢。それよりも「WORKS」の赤文字がたまらん。
ナンバープレートは、東京オリンピック&パラリンピック記念の特別仕様。要は黄色いナンバープレートが嫌だっただけ。4桁の数字は、いくつかの候補の中から長男の希望番号で。

ドア下部に「WORKS」のサイドデカール。最近ではこんな主張(デカール)も珍しくなったが、昔(バブルのころ)の車はこんなんだった。TWINCAM16、24VALVE TWIN TURBO、DOHC VTECなどなど。
太めのCピラーが素敵。

タイヤはBRIDGESTONE POTENZA RE050A、サイズは165/55R15。峠やサーキットを走ってた大学生時代(90年ごろ)、オレのスターレット(EP71ターボ)は1300ccで14インチだった。軽自動車で15インチなんて考えられなかったよ。
ダンパーはKYB製、荒れた路面ではちょっと(かなり?)跳ね気味なバネレートだが、それも好み。

エンジンはR06A、660cc水冷直列3気筒インタークーラーターボ。素人目ではあるものの、エンジンに弄った形跡はなし。
最高出力は自主規制の64ps(47kW/6000rpm)、最大トルクは100NM/3000rpm。昔のワークス(F6AやK6A)はどっかんな加速だった記憶だが、低回転からでも立ち上がってくる味付けで今風。車重の軽さもあって、踏めばどこからでも加速する。

シンプルですっきりした運転席回り。
メーター周りは、中央にスピード、左側にタコメータ&ブースト表示、右側には距離計を配置した三眼式。往年のアルトワークスを知る身(世代)としては、「WORKS」のロゴだけで気分高揚。
カーナビは前オーナーが取り付けたもので、バックモニタ(リアカメラ)付。

久々のマニュアルミッション。
ショートストロークでコキコキ入る感覚が楽しい。また、ミッション(ギア比)は全体的にクロスしているようで、乗っていて楽しいものの、5速100km/hでのエンジン回転数は3900rpmとちょっと高め。

シートはレカロ製。いつかは買いたいと思いつつ、値段の高さから手が出なかったレカロシート。車に乗り始めて30年以上が経ち、ようやくレカロユーザになれた。長男にとっては、初めての車がレカロって贅沢。
市販品に比べてちょっと小さめだが、日本人体系にはちょうどいい感じ。着座位置が多少高いような気もするが、峠やサーキットを攻めるわけではないし、街乗りではこれぐらいがちょうどいい。

リアのラゲッジスペースはそれなり。と、言うか、N-BOXなどのハイトワゴンが広すぎる。 一体式のシートを倒せば、ロードバイクなら前後輪取り外せば収納(積載)可。

この日のために自宅車庫も拡張済み。屋根はないし、歩道の切り下げとの位置関係から停めにくかったりもするが、贅沢ばかり言ってられない。月極駐車場を借りることを思えば。 しかし、D:5(デリカ)と並ぶとアルトワークスのコンパクトさが際立つ。

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