2019 志賀草津ツーリング (久しぶりの渋峠と昭和レトロ)Day 1
5/4(土)
(名古屋~(名二環/東名/中央道)~伊那IC~食堂SS~諏訪湖~麦草峠~長野市~ナガノアベニュー)
久々のツーリングだし、行く気満々で早めに出発するつもりだったが、昨晩は遅くまで飲みすぎてしまって起きられず。朝ご飯を食べたり着替えの準備をしたり、更にVFR800のセルモーターが弱々しかったりで、バッテリー充電もあったりでなかなか出発できず。
冬用ジャケット+Tシャツに着替え、8時過ぎに自宅を出発。最寄りのICから高速(名二環)に乗り、東名高速道路から中央道へと進む。GW終盤なので渋滞を覚悟していたが、交通量は多いものの流れは良くて快調。
今日は天気も良く、絶好のツーリング日和。
恵那山トンネルを抜け、自宅を出発してから1.5Hほどで阿智PAに到着。人気の(大きな)サービスエリアはどこも満車なので、ちょっとマイナーな?ところで休憩。
案の定、駐車場も駐輪スペースもほどほどの混み具合。お気に入りの缶コーヒー(BARISTA’S BLACK)を片手にぼけーっと日向ぼっこ。時折、ライダーがやってくるが、いずれもおっさんばっか。それも定年間近って感じの・・・。
お尻に根っこが生える前に出発したかったが、駐輪スペースでタバコを吸ってる集団(ライダー)が居て近づけず。居なくなるのを待ってたら30分以上も経過。吸うのが悪いとは言わんが、喫煙スペースで吸ってくれんかな。煙たいから。
再び中央道を北上し、伊那ICで高速を下車。以前から気になっていた食堂に寄りたかったので、一般道をのんびりと。
県道493号線沿いの奈良井ダムのあたり。
名古屋の桜はとっくに新緑だが、この辺りは標高が高いせいか葉桜ピンク色。風に煽られて桜が散るのがいい感じ。桜舞う中、オートバイに乗ってるところを撮ってほしかったりするが、ソロツーリングじゃ無理。その昔(学生時代)、セルフタイマーでの撮影を試みたこともあったが、タイマー時間が短すぎてダメだった。
今なら自動追尾機能付きのドローンか。ツーリングに持っていけるぐらい小型/軽量ならありかも。
奈良井のあたりで国道19号線(木曽路)へと入り、10分ほど走って「食堂SS」に到着。
昭和レトロをテーマにしたサイトで見たのがきっかけ、一度は行ってみたいと思っていた店。
バリアフリーとは無縁な入口から店内へ入ると、昭和レトロな雰囲気でいっぱい。子供のころ、親に連れられてきた食堂な雰囲気。実際に来たことはないんだが、懐かしくなる気持ちは何だろ。
昭和の時代、家族旅行やドライブでの休憩は、こういったドライブインやコインスナックだった。今ではコンビニが乱立し、あちこちに道の駅があり、どこでも休憩や食事が取れるようになったが、昔はなかったもんなぁ。この手の施設も、気づけば絶滅危惧種。
看板に書かれてる通り、まさに食事のデパートたるメニュー数。毎日通ったとしても、全てを食べるのに何日かかる?? ざっと200種類ぐらいか。
定食を頼むつもりだったが、ピンとくるものがなかったので、何となく「天丼」を注文。店内はほぼ満席、30分近く待ってやってきたのは、卵でとじてある不思議なもの。名古屋では見ないタイプ。
肝心のお味は・・・、こちらも昭和な感じ。
お腹も膨れたところで出発。国道19号線を北上し、諏訪湖のあたりから南下。諏訪湖っていつも素通り、そして今日も素通り。申し訳ないが、なんだか魅力を感じないというか・・・。
岡谷市を抜け、茅野市に入るとGWらしい大渋滞。気温もぐんぐん上昇して、ファンは回りっぱなし、冬用ジャケットなので汗だく。
我慢して進むと、ビーナスラインの分岐点から渋滞も止み、国道299号線を快適に走行。
先ほどまであんなに暑かったのに、峠に入るとぐんぐん気温が下がって1桁。路肩には雪が見え始め、さらには麦草峠のあたりで雪まで降ってきて(汗) 大型バイクで雪道を走る勇気はなく、空と睨めっこしながら急いで下山。
佐久市へと入り、佐久南ICから中部横断自動車道に乗り、長野自動車道で長野市まで。
2年ぶりに見えた浅間山。何度見てもいいな。
久々のオートバイ(ツーリング)の疲れもあって、ちょっと早いが17時にチェックイン。
GW10連休で何処も満室状態で、ようやく取れた素泊まりプラン。外から見るとさほどでもないが、ロビーに入るとどことなく古臭くて・・・。
カードキーじゃなくて普通の鍵だったし、一昔前のビジネスホテルって感じの部屋。さすがにテレビは液晶だったけど、エアコンは温度設定がなくて「OFF/LOW/MID/HIGH」のスイッチだったり、ラジオはNHKとSBC(信越放送)限定だったり、何よりもこのド派手なシーツは・・・。
GWとは言え、これで1泊¥9,200(素泊まり(朝食なし))はいかにも高くないか?
シャワーを浴びて汗を流し、お夕飯を食べに長野駅まで散策。
前回(2年前)来たときは、せっかくだから珍しいもの(ご当地もの)を食べようと、ネットで調べた店(いむらや)へ行って口に合わず大失敗。確か「餡掛けやきそば」だったが、B級グルメならぬC級グルメだった・・・。
今回は「ベタ」と思いつつも、駅ビル(MIDORI)にある観光客向けのお店へ。
何年か前に出張で来た際に目を付けておいた明治亭。本店(@駒ヶ根)には2~3度ほど行ったことがあり、甘辛い味付けのソースと国産ロースかつはお気に入り。やはりと言うか、さすが人気店だけあってウェイティングシートは10組ほど。
スマホをいじりながら待つこと30分ほどでコール。カウンター席に通され、メニューを見ることなく一択で注文。
次から次へ揚げているのか、5分も経たずに運ばれてきた「ソースかつ丼(\1,340)」也。腹も減ってたし、話し相手も居ないし、もくもくと食べていく。あー、この味ならば高くは感じない。さすがに家族全員では無理だけど・・・。
駅ビルの店じまいは早く、お土産物屋などは閉店していたので、途中のコンビニでお酒を調達してからホテルへ。
ビールにチューハイ、長野に来たら飲むことに決めてる「真澄」の3つで一人酒。
2年ぶりのツーリングはちょっと疲れた。
本日の走行距離:379km(18.4km/l)