2014 日本海で親不知、群馬で紅葉と温泉ツーリング（2日間で1000km超え）Day 1-2

１０／１０（金）（２／２）
（日本海沿い～（Ｒ８）～親不知～名立谷浜IC～（北陸道/上信越道）～信州中野ＩＣ～ルートイン中野）

道路から眼下を見下ろすと日本海。上を見上げると道路に迫るようにそそり立つ山肌。よーこんなところに道路を造ったなってのが感想。地震、津波、大雨によるがけ崩れなど、自然災害が起きたらタダでは済まなさそう。

北アルプスの北端が日本海に落ち込んでいるため、このような地形（断崖）らしい。昔は断崖絶壁の下、荒れる波打ち際を歩いて通行したため、親は子を、子は親を振り返る余裕もなかったそうで、「親不知」「子不知」の地名が付いたと解説文があった。

北陸自動車道の高架下に位置する「道の駅　親不知ピアパーク」でコーヒーブレイク。平日ってこともあってか超が付くほど閑散。以前（２０年ぐらい前？）に来たときは、もうちょっと活気があった記憶だが・・・。確か当時はドライブインつーか、売店付きの駐車スペースで、「道の駅」ではなかった気がする。

意味がよく分からない巨大ウミガメ像も健在。全長５ｍはあろうかと思うサイズ。この辺りで産卵とか見られるんかな？

ウミガメ像のすぐ隣には立派なレストランがあるんだが、誰一人いない。海を一望で立地は悪くないと思うんだが、ここを目当てに来る人が居るとはあまり思えず。高速のＳＡと共用だったら良かったかもね。ひょっとして夏の海水浴シーズンなら賑わってるかもしれんけど。

そのお隣にひっそりと、「翡翠（ひすい）ふるさと館」なる施設を発見。入場料無料ってのに惹かれて入ってみた。

中に入ると１２０トン（と書いてあった）の翡翠がどーんと展示。オレが無知なだけかただの岩にしか見えん・・・。ありがたみも凄さもワカラン。世界各地の翡翠がショーケースに展示されてたりもするが、うっすらと埃を被って・・・。興味もわかないので１分ほどで退散。店番のお姉さんが、頬杖ついてスマホをいじってたのが（この施設の）全てを物語ってた。これも公共施設、税金で賄われてんだよな・・・。

出入り口に掲示してあったポスター。いかにも興味の沸かない祭りだなーって眺めていると、１ヶ月も前に終わってるイベント。未だに貼りっぱなしってか。こんなんじゃ１０年後は間違いなくここは廃墟。
もう２度と来ることはなさそうなんで、記念に何か買って帰ろうかと土産物屋を覗いていると、あたりに響くシャッター音。時計の針はまだ１５時なんだが・・・、本日の営業時間は終了らしい。これでよく生計が立てられるなとも思うが、これ以上開けてても仕方ない（無駄）ってことなんだろうな。

今日のお宿（長野県中野市）までは１００ｋｍぐらいあるので先を急ぐ。海岸線沿いの道を堪能したかったので、下道（国道８号線）を淡々と走る。ロックシェッドの隙間から下を覗いてみると、急峻な崖の下に波しぶき。めっちゃ怖かったので、なるべく下を見ないようにした。オープンエアなバイクだからこそ、車ではここまで怖くない。