STEPWGN日記 – 32.代車は一期一会。(HONDA FIT)
ステップワゴンの代車として借りた2代目FIT。バカ売れした初代に続く新型車、一度乗ってみたかったのでちょっと嬉しかったり。一生で乗れる車の数は僅か、一期一会の代車レポ。
最初見たとき、「あれ?先代シビック(7代目)??」 リアに回って「FIT」のエンブレムを見てやっと分かったぐらい。車好きを自称するが、どうも最近のHONDA車は記憶に薄いと言うか、どれも同じに見えてしまうのは気のせい? こんなに寝かせなくても・・・ってぐらいのフロント・ウィンドウ。シャープ感の演出なのか、バカ売れした先代(初代)モデルとの差別化を図るためか。
乗ってみて最初に感じたのは、「車の動きが軽い」。スモールカー(死語?)なので発進が軽いのは当然として、ハンドルの応答がかなりクイック。GSや自動車修理工場でのバイト時代、色々な車に乗ったがHONDA車は昔からこんな感じだったし、いかにも「らしい」味付けって印象。ダルなハンドルはキライなので好みの部類。これぐらいのほうが乗ってて気持ちいい。
エンジンは1.5Lと1.3Lの2ラインナップのうち、スタンダードな1.3Lの方。街中で走る分には十分なパワーとトルク、往復80kmの山道ドライブもしてみたが長距離でもまぁ十分。高速域もそれなりに思ったより走る。追い越し加速についてはちょっとばかし物足りない感じだが、車格を考えればこんなもん。 エンジンの吹け上が感は、やっぱ「エンジン屋」のHONDA。
CVTトランスミッションは空走感(エンジンだけが唸って車速が伸びない感覚)もさほど感じさせず、ほとんど違和感無し。オレが乗ったCVT車は20年ぐらい前のスバル・ジャスティ(古!)ぐらいしかないからな^^;
ロードノイズは若干大きめな気がしなくも無いがこれはタイヤにも依存するし、以前乗っていたEP71に比べりゃ断然静か。これまた何世代も前の車と比較しても仕方ないが(w
ブレーキはちょっと癖有り。信号交差点など、車が停止する直前に最後の一踏みが必要。例えて言うならば、「マニュアル・ミッションの車をクラッチ切らずに停止させる」感じ。エンジンが前に進もうと粘るのをブレーキで抑え込むイメージ。最初、オレが神経質なのかと思ったが、これは嫁も同じ感想だったので「癖」だろう。
運転席周りの質感もまぁまぁ。ただ、ダッシュボードの造詣がフロントウィンドウに映りこむのはかなり鬱陶しい。安全上、問題だと思うけど?? あ、3角窓はいいね。小学生の頃、オヤジが乗っていたサニーを思い出したよ。窓が開かないのがちょっと残念かな。
僅か2週間のお付き合いだったが、家族4名が普通に乗れ、それなりに快適、燃費は遠出でリッター16.8km/lkm/l,街乗りで10.8km/lと良好(10・15モードは24km/l)、ジャストサイズって感じで好印象だった。キャンプやスキーなど大荷物を抱えてのアウトドア等をしないんだったら、選択肢として良いかも。