2022 北海道ツーリング (きっと最後のキャンプツー)Day 4-2
8/23(火)(4日目:2/2)
(うろこ亭~宗谷岬~白い道~宗谷岬~猿払エサヌカ線~音威子府~森林公園びふかアイランド)
11時とちょっと早かったが、朝が早かったので昼食タイム。
スラッピージョー(デノーズ)と迷ったが、海の幸が食べたかったので稚内駅近くの「うろこ亭」へ。
うににするか、サーモンにするか、いくらにするか、それとも全部入りの海鮮にするか。
迷った結果、8種類の魚介が載った海鮮丼に生うにをプラスした最終形態にした。「むらさきウニうろこ市丼」を注文。そりゃ美味くないわけない。ただ、昨晩のキャンプもしかり、一人で食べるご飯ってのは美味しさが2割減。
稚内駅を後にし、本土最北端の宗谷岬に到着。
モニュメントも周囲の売店も以前(記憶)のまま、時が止まったかのように変わらない風景。唯一違うのは、以前に比べてオートバイの数が減ったこと。ツーリングのベストシーズンを過ぎた(お盆明け9ってことを考えてもちょっと少なすぎ。あんなにうじゃうじゃいたし、所狭しと駐輪していた頃が懐かしい。
ひょっとしたらライダーよりもチャリダーのほうが多いかもしれん。ソロも居れば、10人ほどの大所帯だったり、ロードバイクに荷物満載にして旅する若者(たぶん大学生)を道内でよく目にするようになった。
宗谷岬展望台の方向へと進み、案内看板の誘導に沿って宗谷丘陵の「白い道」へ。ホタテの貝殻が敷き詰められた道で、フラットダートなのでスクーター(ADV150)でも楽勝、なんなら自転車(ロードバイク)でも行ける。
青い空と海、真っ白の道とコントラストが楽しめるはずなんだが、残念ながらの曇天で冴えず。
白い道を走るルートは、稚内市のグランドルールとして一方通行。稚内市公式HPに「白い道を楽しむための5つのお願い」が書かれているので、地元の方の負担にならず、皆が楽しく旅行できるよう目を通してから行った方が良いかと。
国道238号線を南下し、猿払村で猿払エサヌカ線に寄り道。北海道の絶景ルートとして有名な場所ではあるものの、今回が初めての走行。
めちゃ期待して国道から入っていくと、まるで歓迎してくれているかのように一気に空が晴れ始めた!
途中でちょっとしたクランクを挟みつつ、全長16kmの直線。地図で見る限り、北海道ならどこにでもありそうな直線路だが、ガードレール、電柱(電線)、防風林など全くないのは珍しい。
ネット記事によれば「ライダーの聖地」と呼ばれているらしい。50歳代からすると、ライダーの聖地と言えば「開陽台」だが、確かにここもすごい。
ちょっと走っては停め、写真を撮り、また走っては停まっての繰り返し。朝から午前にかけての天気が散々だっただけに感動もひとしお。
エサヌカ線の手間にある「道の駅 さるふつ」の管理棟窓口で「猿払村道エサヌカステッカー」をゲット。全3種類あって、デザインの良い2種類は完売。一番冴えないのしか残っていなかったのが残念だが、旅(通行)の記念に購入した。
クッチャロ湖を過ぎ、浜頓別から国道275号線で音威子府方面へ。
途中、道沿いにあった公園に、最後の有人戦闘機と言われたF104がぽつんと展示。説明文によれば千歳基地の第二航空団の用廃棄らしい。
昔の特撮映画に出てくるようなシルバー塗装、鉛筆(いわゆる三菱鉛筆)みたいなシルエット。嫌いじゃないです。
16:00 美深町にある「森林公園びふかアイランド」に到着。
「道の駅 びふか」の裏手にあるキャンプ場で、フリーサイト利用で1泊400円。特に何があるわけではないが、落ち着いた雰囲気のキャンプ場でお気に入りのひとつ。
適当な場所にテントを設営し、今日の我が家(ベース)が完成。だいぶ勘が取り戻せたようで、かなり手際よく建てることができた。
タオルと着替えを抱え、歩いて1分の美深温泉へ。そこそこ新しい施設だった記憶が残っているが、あれから何十年も経ってりゃそれなりに。キレイに維持はされているが、どことなく古さを感じずにはいられず。
お風呂は無色無臭、柔らかい感じのお湯だった。入浴料450円+入湯税150円。
テントへと戻り、ランタンに火をともしてお夕飯。昨日に引き続き、今日もセコマで。
家族にキャンプ場到着のLINEを送信し、今日の日記(ブログ)をアップして北海道ツーリングの4日目が終了。
今晩から明朝にかけての降水確率0%、今朝のような非常事態(雨漏り&床上浸水)は発生しないはず。
本日の走行距離:322km(45.2km/l)