2020 北海道サイクリング（道東を走ってみた）Day 7

９／２５（金）
（釧路駅前～（道東道）～帯広～（道東道）～千歳駅～苫小牧～千歳駅）

7：00起床。長男と待ち合わせし、1Fの朝食会場へ。
ビジネスホテルの朝食と言えばバイキングが定番だが、新型コロナウイルスの影響で中止。代わりに「お弁当」になってた。事情を考えれば仕方ないけど、自分が好きなメニューを選べないのは残念。メニュー的にもいまひとつだったし。

8:30 ホテルをチェックアウトしてレンタカー屋までお散歩。
台風12号（ドルフィン）が近づいてきてるはずなんだが、空を見上げても降り出す気配はなく。週末には大雪山で初雪って予報だしいが、確かに納得の肌寒さ。今日の釧路市の最低気温は6.6度。

歩いて10分ほどでトヨタレンタカーに到着。
暖房が効いてる店内へ入り、予約名を伝えて受け取り手続き。保障内容等を確認し契約書にサインをしていると、「鹿を轢かない（はねない）よう気をつけてくださいね」って。一体どうやって気をつけるんだろうか・・・。

借りたのは「ルーミー」ってトヨタ車。北海道上陸初日に苫小牧で借りた「タンク」の兄弟車だが、どこが違うのかさっぱり分からず。っーか、わずか4日前に乗った車なのに全くと言っていいほどに覚えてねぇほど。

昨日のうちに輪行袋に詰めたので、車への積載は楽ちん。
カーナビに目的地をセットし、約300km先の苫小牧に向けて出発。国道240号線を走り出すと、10分も経たないうちに長閑な風景。ペース良く走っていると、目の前（道路）に鹿が横たわっていてびっくり。動いてなかった（死んでいた）ので避けられたが、生きてる鹿が飛び出して来たら避けられる気がしねぇ。

阿寒ICから道東道に乗って西へと進む。平日だからか交通量も少なくハイペース。だだ、空気抵抗を受けそうなデザイン（車高）ってこともあり、1000ccのN/Aでは快適とは言えず。

芽室帯広ICを下車し、下道を走って帯広駅へ。
北海道に来たからには食べておきたい豚丼。これまで「ぱんちょう」、「いっぴん」、「とん田」、「ぶたはげ」とあちこちの店で食べてきたが、個人的には「ぶたはげ」が好み。コスパもいいし。

平日なのですんなり入れるかと思いきや、観光客と思われる数名の行列あり。駅構内の店舗なので老舗感はないが、味はお墨付き。

20分ほど待ってから入店し、帯広名物　豚丼（4枚）（980円也）を注文。味噌汁とおしんこが付いてこの値段はリーズナブルだと思う。
デジカメとスマホで写真を撮ったのち、箸を握って無言タイム。ガシガシと食べて5分ほどでお腹の中へ。ごちそうさまでした。

再び芽室帯広ICから道東道に乗る。お腹も膨れた後でめっちゃ眠たくなったり、途中のPAで夕張メロンソフトクリームを食べたりしつつ西へ。

千歳東ICで道東道を下車し、千歳駅前の「JRイン千歳」にチェックイン。レンタカーに積んできたバイク（自転車）と手荷物を下ろし、身軽になったところで苫小牧駅に向け再出発。
当初、苫小牧西港からフェリーに乗る予定だったため、レンタカーの返却場所を苫小牧にしていた次第。今になって変更も聞かないので、車を返すだけのために苫小牧駅前まで。

16:55　トヨタレンタカーで車両を返却し、歩いて苫小牧駅へ。
苫小牧ったら全国的にも知られている都市だし、フェリーターミナルもあるぐらいだから立派な（それなりの）駅舎を思い描いていたが・・・。なんかボロボロ。駅前の一等地には元デパートと思わしき廃墟・・・。地方の厳しさはどこも同じか。

まさか電車に乗るなんて思いもよらず、Manaca（名古屋のICカード乗車券）を持ってこなかったので紙の切符を購入。苫小牧駅から千歳駅まではたった3駅なんだが￥750也。ちと高くね？

日が暮れて寒くなっていく中、駅のホームで待つこと40分ほど。ようやくやってきたのは地元（名古屋）では見慣れない車両。乗り込んでみると、車内は黄色と基調とした明るいデザイン、寒冷地仕様なのかドア付近にエアカーテンのようなものもあったり。
知らない車両に乗るのは旅してる感じがしてなんかいい。

30分ほどの列車旅を終え千歳駅で下車し、お夕飯を食べに近くを散策。
目ぼしい店が見当たらず、千歳に住んでた友人におすすめを聞いたりするも徒歩で行ける距離ではなく。

北海道最後の夜の夕飯は、何故かの「王将」になった。ま、久しく食べてなかったしOK。
好物の天津飯を選んだんだが、「甘酢・京風・塩」の中から「餡」の味を選べと言われて驚き。地元（名古屋）では聞かれたことないし、店員さんがおすすめしてきた「塩」を注文。
運ばれてきた天津飯はちょっと薄い色の餡、味は・・・。やっぱいつもの（京風）が一番。

晩酌用の酒類を買ってからホテルへ。明日の飛行機は朝早いので、今夜のうちにいろいろ準備。
機内に持ち込む予定のバッグはコンパクトに詰めなおし、預け入れ予定の自転車（バイク）はベルトでしっかり固定、キャリアやシートバッグ・スタビライザはフレームにガムテで貼りつけた。
飛行機での輪行は初めてだし、手荷物は20kgまでだけど大丈夫かなと心配。