2009 北海道ツーリング(初めての「秋」北海道)Day 5-2

9/24(その2)
(北見~美幌峠~釧路湿原~釧路(ビジホ))


北見市で大きなホーマックがあったのでピットイン。ツーリング初日、右フロントのウインカーが球切れを起こしてしまってずーっとハイフラ状態。ハイフラだけならまだしも、交差点右折時に直進車からウインカーが見えず危ないので。ツーリング5日目にして今更だが・・・。ちなみに写真に写ってるV125Gはσ(`ε´) オレのと全く同じ、キャンプツー中でこのあと道東方面に行くとか。原チャで北海道ツーしてみたいんだけどなぁ。KSR2で失敗してっからなぁ。


店内に入ったら暖房かかってるし^^; 売場の一等地にはヒーターや薪ストーブが売ってたり、名古屋じゃまだ扇風機とか売ってるんですけど・・・。
で、お目当ての電球。欲しかったのは12V 10Wだったが、12V 6Wしか売っておらず。どうかなぁ・・・と思いつつも、コレしか売ってないしダメもと。店の前でドライバー片手に電球交換、付くようになったもののハイフラは直らず。やっぱ6Wじゃ落としきれてないみたいだ、残念。

時間はお昼時、北見だとトリトンの回転寿司が有名。以前、食べたとき旨かったし食べて行こうかと思ったが、頭上のどんよりした雲が気になってしまいスルー。雨に降られないうちに美幌峠を目指す。


14:00 北見市から1Hちょっと走って美幌峠の頂上、道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」に到着。南下したおかげで空もちょっと明るくなった。駐車場は「わ」ナンバーのレンタカーと道内ナンバーの車ばかり、バイクは1台も無くライダーはオレだけ。


遅くなったがお昼ご飯にする。道の駅にあったレストランに入り、豚丼(ロース)を頼んでみた。何もこんなところで食べなくても・・・って気もしたが、この先にめぼしい店もないしヤムナシ。味は可もなく不可もなくといったところ。やっぱ豚丼は帯広、せめて他のものを頼んだ方が良かったな。


食べ終わって展望台から眺めを見学。美幌峠から見下ろす絶景は相変わらず、ちょっと風が強いせいか屈斜路湖は湖面が波立って見えた。


こんな絶景が家の近所にあったらいいな。きっとしょっちゅう遊びに来るよ。冬はどんな景色になるんだろ。


遠くにはふたこぶ駱駝のような山も見える。特徴的な形の山だがなんて名前なんだろ。あんなような山、タウシュベツ橋梁を見たときも遠くに見たな。
目的地の釧路まではまだ100km以上あるので、日が暮れて気温が下がらないうちにと先を急ぐ。


弟子屈を通る度に気になっていた「カインズホーム」ならぬ「マインドホーム」は閉店されていた、残念。紛らわしい色とロゴ、好きだったんだけどな(笑)

国道391を南下、シラルトロ湖を越えてしばらくしたら国道から離脱、釧路湿原内の道を細岡展望台へ。途中、道がダートになっていたり、舗装がデコボコになっていたりするが、日も傾きはじめ気温も下がってきたのでとにかく急ぐ。


細岡駅近くの駐輪場にバイクを停め、展望台まで歩いて5分。展望台から眼下に広がる釧路湿原。あまりにスケールが大きくてカメラじゃ入りきらず。あれこれカメラに収めてはみたものの、どの写真も実際に見た実風景のスケールとはかけ離れていて残念。単なる広い原っぱにしか写らないんだよなぁ・・・。
曇り空につき夕日は拝めず。釧路湿原に沈んでいく太陽が見れたらと期待していたのでちょっと残念。


駐輪場へと戻りふとヘルメットを見ると、シールドに白い斑点が沢山。虫がヒットようには見えないし、黄砂が降ったあとのようにも見える。なんだろ??(この謎は翌日、地元の人との会話で「雪虫」とわかった。寒くなってくると出てくるとのこと、冬の訪れを知らせる虫だそうだ。) 
今回かぶってきたのは6年ぶりに新調したヘルメット、SHOEIのZ-6。忘れないうちに感想を書いておこう。ヘルメットはだいたい5年程度で買い替えるので、新しくなってまず感じるのが内装のフィット感向上。すっかりヘタれたヘルメットからのチェンジなので、この感覚はいつも同じ。このヘルメットならではの感想としては、

1.シールド閉時の静粛性向上。
スプリングによりシールドとヘルメットが「圧着」する機構となっており、高速走行時の風の巻き込みや風切り音がかなり小さくなった。

2.視界が広くなった
開口部が広くなったため、左右方向はもとより特に上下方向が見やすくなった。

3.帽体がコンパクト
いつもと同じLサイズながら、持った感じが軽くまた見た目に一回りスリム。

ぱっと見、同じに見えるようなヘルメットでもちゃんと進化してんだね。

さて釧路湿原も見学したし、あとは釧路市街地へ向かうだけ。来た道を戻って国道に合流するか、それともこのまま先へ進んで合流するか。何となく戻る気にもなれず、そのまま進むことに。が、すぐに道はダートへと変わり、また道幅も狭くなり・・・。自分が思っていたよりも距離があるようで、進んでも進んでもなかなか国道に突き当たらない。そうこうしているうちにも日は暮れ、周囲はどんどん暗くなって・・・。行き交う車は皆無、ホントにこの道であってるんだよな?なんて不安になりながら走っていると、コーナーを抜けた先に巨大な鹿! バイクに驚いて森の中へ逃げていったが、あんなものと正面衝突してたらこっちは大破だよ。このあとしばらく走って、またもや鹿と遭遇。ぶつかって動けなくなったらどーすんだよ(T T)。心細さ全開、焦りも全開。ちゃんと地図を見てから決めれば良かった。
15分ほど走っただろうか、周囲がすっかり真っ暗になったころ、何とか国道と合流。久々に超冷や汗かいたよ。


すっかり暗くなった釧路市内を走り、釧路駅正面に立つルートインに到着。今日で北海道最後の夜、久々に長距離を走って疲れたのもあってビジホ泊。


「バイクは玄関前のレンガ敷きのところに停めてください」って言われたが、点字ブロックが埋め込まれている緩やかなスロープ。どうみても体の不自由な方のための通路なんだが・・・。ホテル側に再確認したが、ここに停めてくれとのこと。旗から見たらただのマナーの悪いバイクじゃん・・・。


部屋は7階、釧路駅を見下ろす部屋。東西南北どっちを向いてるのかよく分からんが、そんなことはどーでもいいほどに疲れていた。距離が稼げる北海道とは言え、1日の走行距離が300kmを超えると疲労を感じる体になってるみたい。
釧路駅は昔ながらの「地方駅」って趣で、リニューアルする前の岐阜駅みたいだ。駅の電光表示にある「946」ってのはやっぱ、「く・し・ろ」のことなんだろうな。名古屋なら「758」か。大阪なら「728」。


チェックインを済ませ、夕飯を食べに外出。が、駅前にありがちな飲食店街がなく、あるのはホテルばかり。スーパーホテル,東急イン,ルートイン,プリンスホテル等々とオンパレード。また、何故か駅前の一等地に学習塾があったりと、地盤沈下が著しい。
エキナカだったら何かあるかと思ったが、飲食店は19時で既に閉店。駅前にはコンビニも見あたらないし夕食難民状態。あっちこっちと歩き周り、やっと見つけた店3軒。うち炉端料理が2軒で、1軒は大衆食堂。炉端料理って気分でもなかったので、食堂の方へ。


店内は居酒屋っぽくて、酒のつまみになりそうな魚系メニューが多し。ほっけとか焼き魚系とか美味そうでに惹かれたが、一人で食べたらそれでお腹いっぱいになっちゃいそう。結局、無難に丼ものと生中を注文。「うに・いくら丼」、800円と妙に安く味もまぁそれなりだった。ご飯が固かったのが何より頂けない。ご飯の炊き加減にはかなりうるさいので。

食べ終わってホテルまでの帰り道、ローソンがあったのでカップの日本酒を2本購入。大浴場でのんびり、ホテルの部屋で飲んでいつの間にか寝た。

本日の走行距離 343km(34km/L)

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