2014 ビワイチ・サイクリング（北湖コースを反時計回り）Day 1-2

５／１６（金）（２／２）
（道の駅「しんあさひ風車村」～道の駅「びわ湖大橋米プラザ」～琵琶湖大橋～道の駅「近江母の郷」）

奥琵琶湖ドライブインを後にし、ビワイチを再開。バイパス路（藤ヶ崎トンネル）の完成により、国道８号線から格下げになった湖岸道路を走る。以前はトラックや観光バスがひっきりなしに走り、景色を眺めることすらままならなかったのか嘘のように閑散。
ここから先は「奥琵琶湖ドライブウェイ」が湖に近く走れるが、高低差が激しく貧脚には辛いのでパス。国道３０３号線を使って湖の西側へと進む。

湖沿いの県道を走っていると、古そうなトンネルがいくつか。バイクだと一瞬で通り過ぎるが、自転車だと足次第。のんびり走ってると怖いので頑張って漕ぐ。

周囲には別荘と思わしき建物がちらほら、会員制の保養施設やホテルなどもあったりするが、廃墟と化しているものも多々。奥琵琶湖って通過点で寄ることはあれど、目的地としてまでの魅力は感じないもんなぁ。

湖も西側に入ってからちょっと息切れ気味。お尻も痛くなってきたのでセブレブで休憩。出発してから２時間半ぐらい、まだ全行程の半分も走っていないのに疲労感が濃い。ひょっとしたら完走できんかもと頭をよぎる。

途中、ローディー数人に抜かれても焦らず淡々と。観光したり、のんびりとお茶したりしたいが、座った途端に根っこが生えてしまいそうなので休憩ほどほどに先へ漕ぐ。

琵琶湖沿いには内湖や湿地帯があったり、水鳥や野鳥のさえずりが聞こえたりと自然が豊富。琵琶湖には何度か来たことがあるが、こんなに自然が豊富だとは知らなかった。

白髭神社のあたり、湖沿いの快適な道が国道に変わり、背後のトラックにびくびくしながら走行。脚力が落ちてスピードダウン、路面の段差でフラついたりとそれなりに危ない状況。

やっと見つけたコンビニに２度目のピットイン。本日２つ目のゼリー飲料を飲み干し、気休めだとは思うが気持ちが大事。
脚力は落ちつつあるものの足の痛みはなし、それよりもお尻が痛い。いい加減に慣れてきたかと思ったが、やっぱりこのサドルとの相性は良くない。痛くないもの（体にあったもの）に替えたいが、どれが合うのかわからん。とりあえず買って試すしかないんかな。

オートバイならあっという間の距離も、自転車ではなかなか到着せず。マイペース＋安全第一で走って、やっと「道の駅　びわ湖大橋米プラザ」に到着。出発からここまでちょうど１００ｋｍ。

あぁ懐かしや、ココへくるのは９９年のオフミ以来。当時はインターネットもまだ一般的でなかった時代で、関東、関西、中部と総勢２０名ぐらいが集まったよ。
この前にみんなでバイクを停めて写真を撮ったなぁ。（自宅に戻ってから確認したらやっぱ正解→ここ）

思い出もほどほどに、ひたすら漕いでお腹ぺこぺこ。道の駅にあったレストランでお昼ご飯。なんか名物っぽいものが食べたかったが、メニューと睨めっこすれどパッとせず。近江牛ミンチカツカレーを頼んだ。お味はまずまずでした。
売店で家族への土産物を物色。ツーリング（オートバイ）では「かさばらない」物を、サイクリング（自転車）では軽さも重視。買ったもの全てが「足」にかかってくるので。

いよいよ琵琶湖大橋を渡って東側へ。フルで一周する人はこの橋を渡らず、更に南下して大津をぐるっと回り２００kmを走るらしい。

天に昇るような坂ですな。オートバイなら「わーい！」ってアクセル一捻りだが、自転車は自分の足次第。平地にすっかり慣れた足にはきつい。幸い、前にも後ろにも自転車が居なかったので、ローギアでのんびりと上る。

橋の一番高いとこにちょっとした展望スペースがあったので、自転車の写真を撮ってみた。撮りたい写真はこんなんじゃない。ロードバイクってスタンドがないから写真を撮るのが難しい。どうしても背景が壁になってしまう。

向こう岸には「ピエリ守山」が見えた。開業当時にあった２００の店舗が、５年後には１０店舗まで減少と、明るい廃墟として有名な場所。こりゃ話のネタに寄っていくしかないでしょ。

が、現在リニューアル工事中らしく閉鎖状態。道路わきから眺めると、結構大きなショッピングモール。規模的には悪くはないと思うんだけど、有料の琵琶湖大橋沿いってのがアクセス的にどうなんだろ。中に入って見たかったが仕方なし、ビワイチを再開。つーか、今日は自転車が主目的でした。

残りの行程は５０ｋｍほど、琵琶湖の東側を北上する。ラストスパートでぐいぐい漕ぐつもりだったが、洒落にならんぐらいの向かい風。スピードはぐんぐん落ちて１０ｋｍ/hも出ない状況に、平地にも関わらず立ち漕ぎしないと進まないぐらい。

琵琶湖って海ですか？ってぐらいに白波が立ってるし。まぢで自転車降りて押そうかとも考えたが、ロードバイクだし平地だし、さすがに恥ずかしいので我慢。
湖に近いところでは、ざぶーんって波を被るぐらい。一気に通過しようと立ち漕ぎしたら、ペダルを踏み外してあわや転倒。ビンディングペダルならこうはならない？？　危うく転倒するところだった。