ADVenture150 – 7.パーキングブレーキ装備(Semspeed製 パーキングブレーキレバーセット) –

以前に乗っていたマジェスティ(2代目/5GM)ではパーキングブレーキなる便利なものがあったが、ADV150には装備されておらず。
坂道での信号待ちでは、ずーっとブレーキレバーを握ってなければならず、それなりに不便。

みなさん困っていないのかと調べてみたところ、パーキング機構付きのブレーキレバー(アフターパーツ)があることが判明。
オレの知識がないだけなのか、Semspeedって聞いたことがない海外メーカ製。かなり迷ったが、パーキングブレーキ機構付きレバーをリリースしているのは同社だけだし、ダメ元で発注。

到着までは1ヶ月ほど。シンガポールから中国郵政でやってきた。
新品なのに箱が潰れてたりするのは輸入品あるある。気分の良いものではないが、箱なんてすぐに捨ててしまうので問題なし。
説明書がなかったのは想定外だったが、その当たりは想像力を駆使して組み付けるしかなし。

カラーバリエーションがいくつかあり、ボディと同色の赤もあったが、いかにもカスタムしてます感は嫌だったので黒(ブラック)で。レバーに「ADV150」と書かれているのがステキ。

まずは左レバーから交換に取りかかるが、同封のカラーが短すぎる(所要の半分しかない)し、取付ボルトも短すぎて取り付けられず。
いきなり大陸の洗礼を受けたわけだが、何れもホームセンターで調達可能な部品なので、さくっとひとっ走りして購入。40mmのM6(ピッチ1.0)ボルトと15mmのスペーサー。

部品さえ揃ってしまえば簡単なもんで、さくっと取り付けが完了。
ブレーキレバーを握り、ロックピンを押し込むことでレバーがロックされてパーキング状態に。再度レバーを握るとロック解除(ブレーキ緩解)。操作も簡単、信号待ちだけで無く、坂道の駐車時にも使えるので期待大。

次に右レバーの交換に取りかかるが、純正に比べてレバーの肉厚があるようで、ブレーキレバーがスムースに動かない。レバーを握ってやると、握った位置で固着して戻ってこない。
肉厚(厚み)があるって言ってもほんの僅かなので、ヤスリを片手に研磨開始。相手はアルミなので楽勝、うっすらとアルミ地が見える程度まで削って再組み付け。

ちゃんとブレーキもリリースするようになってばっちり。国内メーカ製ならこんなことにはならないんだけどね。

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