2019 志賀草津ツーリング (久しぶりの渋峠と昭和レトロ)Day 2

5/5(日)
(ナガノアベニュー~関英ドライブイン~横手山ドライブイン~渋峠~そば処ふじさと~道の駅しなの~須坂長野東IC~(長野道/中央道/名神/名二環)~名古屋)


普段通り朝6時に起床し、シャワーを浴びてさっぱり。
宿泊プランが朝食なし(素泊まり)なので、コンビニで買ってきたパンとコーヒーを食べる。いつもの(お気に入りの)タリーズとセブレブのくるみパン。

テレビをつけると、池袋の車暴走による死傷事故のニュース。
運転していたのは87歳の男性らしく、アクセルが戻らなかったとか、ブレーキが利かなかったとか発言し、最悪なのは反省の態度がほとんど見えないこと。
昔に比べて、いかにも車の運転(操作)が簡単になりすぎたと思う。先日、近所のコンビニに立ち寄った際、隣の車から降りてきた御老人は歩くのも不自由なほど足を引きずっていた。筋力の衰えからくるものと思うが、あれではアクセルとブレーキの踏みかえすらままならないのでは?ってぐらい。マニュアル車しかなかった時代なら、発進すらできないと思うが。


8時過ぎにホテルをチェックアウト。天気予報通り、雨の心配ゼロなほどの晴天。
長野駅近くのエネオスで満タン給油し、国道18号線を北へと向かう。遠くに上信越の山々が見えてテンションアップ。やっぱ将来(老後)は山が見えるところでのんびり暮らしたいなぁと思うが、海を見たら海岸沿いに住みたくなるし、未だに決まらず。定年(60歳)まであと11年なので、そろそろ本気で考えないと。


中野市から国道292号線に入り、ちょっと寄り道。
昨日の「食堂SS」に同じく来てみたかったところで、湯田中にある「関英ドライブイン」って店。ここで早めの昼ご飯を取るつもりだったが、開店が11時ってことで2時間近くも後・・・。さすがにそこまで待つわけにもいかず、また来ればいいやと諦めて先へ。


GWとは思えないほどの交通量でスピードもぐんぐん上がる。気持ちよく加速してると、あっという間に免取りの速度域だし、やっぱオートバイにもレーダー探知機が欲しい。
後付けは面倒なので、できればインカムと一体型で。更に言うと、インカムにAmazonプライム・ミュージックの再生機能(SIMスロット付き)が欲しい。


振り返ると遠くに北アルプス。自宅からこの景色が見えたらいいだろうなぁ。自宅(名古屋)だと、お向かいの家(壁と窓)しか見えんもん。
家を建てる前から分かっていたこととは言え、ここ最近はかなりの不満。どうやら窓からの景色が気になる年になったらしい。


道路脇の案内看板に誘われ、オートバイを停めて遊歩道を散策してみたり。展望台って言うから期待したが、お目当ての「澗満滝(かんまんだき)」は彼方でよく分からず。近くにあった由来等の石碑も読んでみたが、こちらも難しくてよく分からず。


コーナーを抜けるたびにぐっと気温が下がり、路肩に残雪がちらほら。
いつもの「丸池」に着くと、ほぼ一面が凍ってる状況にびっくり。以前(7年前)もこの時期(GW)に来たことがあるが、その時は(確か)凍ってなかったはず。
どれぐらい凍っているのか(氷の厚さが)知りたくて、石を投げてみようかと思ったが・・・、そういう時に限って見当たらず。


路肩の雪、雪解け水に気を付けて走り、標高2,100mにある横手山ドライブインに到着。気温は1桁台まで下がったが、日差しがそれなり強くて体感的にはさほど寒くなく。
ドライブインからの絶景を何枚か撮ってみたが、どうにも「迫力」を写真に切り取ることができず。


自分用に土産を買うことはほとんどないんだが、たまにはいいかなと売店でステッカーを1枚。カウルに貼るといい感じの「渋峠(JAPAN TOHGE PROJECT)」と書かれたもの。ほぼ毎年来てるし記念に。(あとから知ったが、関東を中心にあっちこっちの峠バージョンがあるみたい)


トイレを済ませ、さぁ出発しようとしたところで張り紙を発見。
ここから先、白根山(湯釜)の噴火レベルの影響で、歩行者、自転車、オートバイ、オープンカー!?は通行禁止。渋峠を越えて以降は、万座三差路から万座ハイウェイーを走れとのこと。全面通行止めなら分かるが、何故か車は走っても通行可だそうで、理由がよくわからん。


しれっと突破することも考えたが、万座三差路には警備員が3名。さすがに無理っぽいし、いい年した大人なので断念。
三叉路を右折し、そのまま県道466~122号線で西へと走る。Googleのナビでは冬季通行止めとあったが、情報が古いのか普通に走れた。


草津温泉でのんびりするつもりが予定が狂ってしまったので、北西に野尻湖方面へ。
横手山から1.5Hほど走り、目を付けていた蕎麦屋さんに到着。それなりに遠かったが、ここも来てみたかった場所なので。
目当ては蕎麦屋さんの「そば」ではなく、敷地奥の自販機コーナーに並んでる「そば」のほう。以前はあちこちで見かけたが、今ではすっかり少なくなってしまった昭和レトロな自販機。


小銭を握りしめ、意気揚々と自販機へ向かったが、「只今、販売中止中」の張り紙・・・。まぢ? これだけのためにここまで走ってきたのに。食べログでは2日前に食べてる人の記事があったのに。


買えないものは仕方ないので、やむなく?お店のほうで食べることに。普通はこっちを食べに来るんだろうが、まぁ物好きってことで・・・。で、店内で食べたのは「天ざるそば(\900)」で美味しかったです。
自販機について店の人に尋ねてみたところ、機械が本格的に故障し、現在は修理待ち(依頼中)とのこと。どれぐらいで復活するか分からないけど、もう一度来なければ。


更に足を延ばし、黒姫山を左手に見つつ北上。山をバックにまっすぐ伸びる線路、あとは列車が走ってきたら良い写真が撮れそうだ。
「道の駅 しなの」で自宅お土産用にワインを購入し、コーヒーで一息ついてから帰路へ。

のんびり帰るつもりだったが、長野市へ入ると夏本番のような暑さで汗だく。とっとと帰りたくなったので、須坂長野東ICから長野道に乗り、一気に名古屋へ加速。
が、岡谷JCTあたりから10km/90分ってシャレにならない渋滞に遭遇。トンネル内の故障車両が原因だったが、サイレンを鳴らして先導するパトカー、次いでレッカー車・・・。これってチャンスじゃね?って思ったら、コバンザメ走法のオートバイが20台ほど^^; 仲間に入れてもらってぐんぐん進む。


岡谷以降は渋滞に巻き込まれることもなく、中央道、東名、名二環と走って18時頃に自宅到着。
さっと水洗いし、バッテリーを取り外して物置(バイク保管庫)に収納。次にツーリングへ行くのは秋かなぁ・・・。
横手山、黒姫山のあたり、いずれも自転車旅行の若者やローディーをたくさん居て楽しそうだったので、もう少し体力が復活したら自転車でも走ってみたい。

本日の走行距離:444km(17.0km/l)
総走行距離  :823km

前の日  2019 志賀草津ツーリング 目次