2023 名古屋から鉄路で長崎へ(軍艦島と原爆資料館)Day 1-1

8/18(火)(1日目:1/2)
自宅~名古屋駅~(東海道・山陽新幹線)~博多駅~(リレーかもめ)~武雄温泉駅~(西九州新幹線)~長崎駅

会社も夏休みに入って出発当日。
普段よりも早起きし、自宅最寄駅から始発の地下鉄に揺られて名古屋駅へ。久々の電車一人旅。

名古屋駅構内で売店に立ち寄り、コーヒーとパンを買って新幹線ホームへ上がる。早朝6時とは言え、ぎらぎらした太陽が顔を出し夏本番の暑さ。今日はN700S。

6:20発 のぞみ271号に乗車。ここから博多まで約3時間の新幹線旅がスタート。
3時間と聞くと長く感じるが、新幹線の乗り心地は快適だし、フェリーの乗船時間に比べれば楽勝。これまでに経験した過去最長は、名古屋から沖縄行きフェリー(今は亡き有村産業)の2泊3日(44時間)。あれはほんと長くて、ほぼ船に住んでる感覚だった。

車窓に流れる景色を眺めながら朝ご飯を済ませ、持ってきたノートPCを広げる。
気になるのは天気。1日2便(午前or午後)の軍艦島ツアーのうち、明日午前のツアーを予約していたが、天気予報が悪かったことから急遽取り消し。
さて、再予約を今日の午後にするか、明日の午後にするかめっちゃ迷いどころ。

予約状況に余裕があり、焦って予約することもなさそうなので、晴れることを信じて新幹線に揺られる。
途中の停車駅は、京都、新大阪、新神戸、岡山、福山、広島、小倉、そして終点の博多。姫路を過ぎると、いよいよ700Sの本領発揮。300km/hで突っ走る。

9:39 車内アナウンスが流れ、定刻通りに博多駅に到着。九州へ来るのは4年ぶりぐらい。

新幹線が到着したホームを降り、地面に書かれた案内表示に従って在来線ホームへ。
在来線の出発時間まで20分と余裕があったので、ホームにやってくる列車の写真を撮って楽しんだり。

次に乗車するのは、博多駅から武雄温泉駅まで(約50km)を結ぶ特急リレーかもめ。JR九州の885系で地元(名古屋)では見ないタイプの車両、前から見るとヨーロッパのICEに似てる気がする。

東海道新幹線のグリーン車並みの落ち着いた雰囲気の車内。これは旅気分が盛り上がる。
JR九州の車両は個性的なものが多く、またどれもセンスが良くて乗りたくなる車両ばかり。

10:04 定刻通りに博多駅を出発。在来線らしくそれなりの揺れもありつつ、線形が良いところでは130km/hぐらいと結構なスピードで走る。
頭の中で「浪漫鉄道」(JR九州社歌)がぐるぐる。https://youtu.be/paxFqn-UTr4

博多駅を出発してから50分ほどで武雄温泉駅に到着。ホームの対面には西九州新幹線かもめが停車(乗客待ち)しており、ここでリレーかもめから乗り換え。まさに列車リレー。

色合いが違うだけで東海道新幹線のN700Sとは全く別物に見えるから不思議。また、東海道新幹線に見慣れているので、6両編成は非常に短く感じる。

かもめは、かつて博多と長崎間を走っていた特急列車の愛称。しかし、毛筆で書かれた「かもめ」の圧(迫力)がすごい。

1~3号車は指定席で2by2、4~6号車は自由席で3by2席、そしてなぜかグリーン車はなし。
座ったのは1号車(指定席車両)。座席は落ち着いた木目調、シートモケットのデザインは号車ごとに違うらしい。このあたりの遊び心は、JR東海(東海道新幹線)にはない。また、いつも見慣れた背面テーブルはなく、ひじ掛けからインアーム・テーブルが出てくるスタイル。東海道新幹線同様、100Vコンセントが各席に設置。

乗り心地は東海道新幹線のN700Sと変わらないが、発車時の加速感が強く、シートにぐっと押しつけられる感じでスピードが乗っていく。
また、車両が新しいせいもあるかと思うが、室内に入ってくる走行音が少ない気がする。

全体的にトンネル区間が多く、車窓の風景をあまり楽しむことなく、出発してたったの23分で長崎駅に到着。部分開通?だから仕方ないとはいえ、新幹線の能力を発揮できない短さ。

5年ぶりに来た長崎。護衛艦関係のお仕事(引き合い)があり、日帰りで来たのが最後。
西九州新幹線整備により、長崎駅のひとつ手前、浦上駅付近から既存路線を高架化するとともに、車両基地を作り、さらに新駅ビルまで建設する大手術。あまりに変わってて何がなんだかだが、すっかり浦島太郎。


ただ、新幹線乗り場はもうちょっと派手にしてもいいような気が。第三セクター路線の改札並みに地味過ぎる。

2023 長崎まで鉄路で行ってみた 目次  1日目(2/2)

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