通勤特急ADDRESS – 44.手放しました。
毎日の通勤に酷使してきたV125Gも13年目に突入。
走行距離は49,000kmを超え、機関系は好調なもののボディはヤレまくり。ブレーキをかけるとフレームが捩れるのが分かるほどの経年劣化。
そろそろ買い替えようかとバイク屋巡りをしていた際、たまたま見つけたADV150に惚れし、通勤用車両として購入。
以降、V125Gは自宅カーポートの下でぽつーんと停まったまま。雨風に晒されて汚れが目立つようになり、そのうちバッテリーも上がり、すっかり寂しげな状態に。
通勤快速の名車?だし、レストアして大切にしようかとも思ったが・・・。
迷った結果、自宅で眠らせておくよりも誰かに乗ってもらったほうがよいと思い、長男(大2)の友人に譲ることにした。
自分も大学生だったころ、中古の原付をタダで譲ってもらったり、周囲の大人にはいろいろと面倒を見てもらったので。歴史はめぐる。
区役所へと出向き、「廃車申告書兼標識返納書」とあわせてナンバープレートを税務窓口に返却。
車体番号が記載された「納税義務消滅受付書」を受け取って、Address V125G(K7)の廃車手続きが完了した。2009年2月に納車されてから12年と9ヶ月の付き合いもこれで終了。
廃車手続きから1週間後、長男(大2)の友人が自宅に来訪。
工具片手に新しいナンバープレート(清須市ナンバー)を取り付け、超が付くほどの安全運転で乗って帰っていった。
ボロだと思ってたけど、いざ分かれるとなると寂しいもんで。これまでに乗ったオートバイの中で一番長いお付き合いだったし、38歳から50歳と人生で一番仕事が楽しかった(充実していた)時期に乗ってた通勤車両だったから。
我が家にやってきた時との写真が残ってた。真新しいV125Gと写る長男は小学校1年生。今や大学2年生だもん、時の流れは早い。