飛騨の小京都 高山で過ごす一日
普段通りに4時に目が覚めてしまい、二度寝する贅沢を堪能。

ホテル内のレストランで朝食を済ませ、最上階のラウンジでのんびり。
普段、朝食もそこそこに慌ただしく出勤するので、せめて旅行のときぐらいはゆったりと。

テラスからは北アルプスと高山市内を一望。
今日の高山市の最高気温は36度予報。高山や飛騨と聞くと涼しい印象を受けるが、気温(数値)的には名古屋とさほど変わらず。ただ、蒸し暑い名古屋と違って、吹く風は爽やかで気持ち良い。
高山駅を発着するJR東海車両が見られてちょっと嬉しかったり。

10:30 ホテルをチェックアウトし、市内散策へ出発。

高山観光の定番である古い町並みを歩く。
江戸時代に城下町として栄えた場所らしいが、いまでもこの景色(景観)が保たれていることがすごいと思う。
通り沿いには、朴葉味噌や漬物など地元特産品を扱う土産物屋、地酒を扱う酒屋、また飛騨牛握りやみたらし団子などテイクアウト店などが軒を連ね、見て回るだけでも楽しい。
昨晩、居酒屋で飲んだ「蓬莱」を買うかめっちゃ迷ったが、悩んでるうちに次の店へと移動してしまい買えず。残念。

太陽が容赦なく照り付けることから汗がとまらず、たまらず近くにあったカフェ(茶乃芽)でクールダウン。
店内は古民家を改装した和モダンな雰囲気。1Fだけでなく2Fにもテーブル席があってゆったりと休憩。久々に食べるかき氷、物価高なのか1杯で1,000円近い価格にはちょっと驚いたが、観光地だし、猛暑からの避難場所(シェルター)と考えれば仕方ない。
かき氷は普通に美味しかったし、なにより「これでもか」ってほどにガンガンに効いたエアコンがよかった。暑がりなんで。

次いで一度行ってみたかった匠館へ。
飛騨高山の木製家具、クラフトが展示、販売されており、どれも欲しくなるものばかり。
この手のものに興味が沸くのは(年齢的に)自分と妻ぐらいと思っていたが、意外や長男(院2)や長女(大4)も興味津々。来春に就職を控えているせいか、特に書斎用デスク(ワーキングスペース)に惹かれたようで、いつか買いそうな感じだった。
自分は一枚板のダイニングテーブル。今の家では(スペース的に)無理だが、広めのリビングで暮らすことができたら、是非とも手に入れたい。お値段は張るが一緒モノ。
60歳以降のプランはいろいろあるが、どれもこれも黄色信号。すべては無理でも、何とか思い通りの暮らしを手に入れたい。

ちょっと遅めのお昼ご飯。
高山観光の際によく使うちとせは定休日だったので、長男おすすめの店へ。宮川沿いの「鍛治橋」なる高山ラーメン店。
有名店のようで、平日のお昼すぎにも関わらず店内満席。10分ほど待ってからの入店。

迷うことなく「高山中華そば」を注文。
細ちぢれ麺にあっさりスープ、高山ラーメンの王道。あまりにサラッと完食できてしまうので、食後に物足りなさが残るぐらい。飲んだ〆とかによさそう。
15時ぐらいまで高山市内をぶらぶらし、国道41号線をのんびりと名古屋まで帰ってきた。
今回の家族旅行は、いつにも増して楽しかった。うまく説明できないけど、一緒に景色を愛でたり、一緒に美味しいものを食べたり飲んだり、また他愛もない会話も楽しんだり。
長男(院2)と長女(大4)は来春には実家を出ていくので、家族そろっての旅行も最後になるかもしれず。

昨日、上高地で撮った写真は記念になった。プリントアウトして額で飾っておこう。
