オープンしたばかりのComoNeに行ってきた

7月1日にオープンしたCommon Nexus(ComoNe)へ行ってきた。
東海国立大学機構の新たな施設で、学生や研究者の研究テーマを発表する場として、また交流やつながりを期待した施設とのこと。
詳しくは→https://comone.thers.ac.jp/

Common Nexus 通称 ComoNe(コモネ)

名古屋市営地下鉄名城線 名古屋大学駅を降りて目の前。
大学中心部のグリーンベルトに位置しており、ぱっと見は地面がめくれあがったような不思議なデザイン。
大学敷地内をバス通り(山手通り)が貫き、正門が存在しないなどオープンなイメージだったが、さらに開かれた雰囲気に。

ComoNe(コモネ)の内部

屋上が芝生スペース、地上1階、地下1階の構造。
内部は吹き抜けの大空間となっており、まっすぐ伸びた通路の左右にラウンジやホール、ワーキングスペースなどを配置。

階段広場

階段状の広場(ベンチ)があり、個々の作業や休憩スペースに使えるほか、隣のホール(LOAM HALL)とあわせて講演会にも対応可能なようになっていた。

KOAGARI

靴を脱いで過ごすことができる場所もあったり。日本人だもん、靴を脱ぎたくなるよねぇ。
丸机を囲んで少人数でのミーティングに使えそう。

ROOTS BOOKS

ROOTS BOOKSと名付けられた壁一面が本棚になったエリア。
棚主制度による参加型の本棚らしく、シェア型書店の図書館版。隣には読書スペースもあって、本好きにはたまらない空間。

展示スペース

大学の研究成果を展示するような場所も。
大学って何を研究してるかイマイチ分からないので、このような発信の場があるのは良いと思う。まして税金で成り立っている(国立の)大学なわけだし。
いくつかのブースを見て回ったが、どれも素人には取っつきにくく、もう少し興味を沸かせるような工夫が欲しいところ。

名大グッズ

ちょっとした売店(Comone KIOSK)もあった。
飲み物のほか、名古屋大学グッズが売られていた。ボールペン、定規など実用的な文具のほか、クッキー、ゴーフルに和三盆まで。どれも名古屋大学のマーク入り。誰が買うんだろ。

ラーニングコモンズ

地上1階に上がると、吹き抜けに沿ってワーキングスペースが並んでた。
週末(土曜日)にも関わらず7~8割ほど埋まっており、学生がノートパソコンを開いて作業(勉強)していた。やっぱ旧帝は違うなと感心。オレはとにかく勉強しなかったダメ学生だったので。
若干、天井が低いこともあってか、おこもり感があって集中できそうな感じ。

そのほかにも、3Dプリンタやレーザ加工機などが置かれたスペースもあったり、階段上のホールやミーティングルームのような小会議室なども。

図書館側(スタバ)側から見る

一旦、外へ出て、地下鉄駅とは反対側(大学図書館側)から眺めてみた。
屋根が芝生で覆われており、グリーンベルトが豊田講堂まで伸びているように設計したのかと思う。たぶん。

地下鉄改札から直結でも入れる

1時間ほどかけて一通り見学終了。
出来たばかりだから仕方ないのかもしれないけど、どう使えばよいか迷っているような空気感を感じた。
施設自体の方向性が定まっていないというか、何だかふわふわした感じ。よく分からない国のテーマ館を見ているような錯覚。

これからかなぁ。立派なハコは作ったんだから、どう活用するか大学側の能力が試されてる気がした。

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