小田原市って住みやすそう
小田原で迎える朝、昨日の反省を生かして7時前に起床。

昨日は生憎の曇り空だったが、今日は天気予報通りの快晴。
客室のある11階から外を眺めると、すぐ近くに相模湾が見えてキレイ。

身支度を整えて14階のレストランへ。部屋が海側だったので、山側の席に座ってみた。
眼下に小田原駅があり新幹線(ひかり)とJR東海道線が停車中。すぐ近くに山が迫っており、海と山に挟まれている感じが神戸のよう。

チェックアウト時間ぎりぎりの10時ちょっと前にホテルを出発。
歩いてすぐの場所にある小田原城を見学。自分は歴史に疎いのでさっぱり分からないが、大河ドラマなどが好きな妻のリクエスト。
アソビューでチケットを発行し、難攻不落と言われた城内部へ。1階は当時(江戸時代)の小田原城の様子、2階に上がると戦国大名の北条氏の展示など。歴史に興味がある人にとっては面白い展示なんだろうな、きっと。
3階、4階の企画展示を抜けると、いよいよ最上階の5階。

最上階の天守閣には回廊型の展望デッキがあり、相模湾を一望。
海から吹いてくる風が爽やかで心地よく、湿度が高くて風が通らない名古屋とは大違い。実際に住んでみるとまた違うかもしれないが、小田原市に居を構えてみたくなった。

1時間ほどかけてゆっくりと小田原城を見学したのち、せっかくなので市内を散策してみた。
途中、お洒落なカフェの横に路面電車。箱根登山鉄道小田原市内線として1952~56年まで走り、その後は長崎電気軌道で2019年まで活躍。引退し、故郷(小田原市)に戻ってきたものらしい。

あまりの暑さにコンビニでアイスクリームを調達し、ひたすら歩くこと15分ほどで海に出た。
西湘バイパスのすぐ向こうに青い海。風がきもちー。

朝早くに起きてのんびりと朝食、そのあとで海まで散歩しつつ自然を楽しみ、お洒落なパン屋に立ち寄って買い物、昼からは自宅で趣味に没頭、夜になったらお酒をたしなみつつ夜更かし、そんな生活を送ってみたい。
気温25度と4月とは思えないほどの陽気、汗だくになりながら駅まで戻ってデリカD:5を回収。
お土産兼、地元の食料品を買いにショッピングモールへ。

せっかくここまで来たので、鴨宮駅に寄り道して記念碑を見学。
東海道新幹線開発当時、綾瀬から鴨宮間に新幹線モデル線区があり、鴨宮に車両基地があったことから「新幹線発祥の地」とされているらしい。

ダイナシティに到着。
名古屋では見ない「ヤオコー」なるスーパーにテンションアップ。見たことないスーパーって遠くに来た感があるし、品ぞろえもちょっと違ってたりするので楽しい。
そしてプライベートブランド名を見るのも好き。うちの近所のスーパーだと、イオンは「トップバリュ」、平和堂は「くらしモア」、アピタは「Style one」、ラムーは「D-PRICE」、バローは「Vセレクト」。そしてここヤオコーは「Yes!」らしい。

ショッピングモールも堪能し、18時頃に小田原市を後に。国道1号線で箱根峠を超え、愛敬スマートICから新東名高速にのって名古屋まで帰還。
1日目の熱海、2日目の箱根も楽しかったが、なにより小田原市の雰囲気の良さが印象に残った。コンパクトシティ感、海も山も近く、また箱根にもすぐ行けるし、遠くに富士山も見られるなど住んでみたいと思った。
