2026年卒の就活解禁日
来年4月に就職する2026年卒向けの就活解禁日。
我が家では、長男(大学院2年生)と長女(大学4年生)が就活生。いわゆる26卒。
昨年より会社説明会や集団ディスカッション、またインターンに参加したりしてきたが、いよいよ本格的な就活スタート。(あくまで表向きだけど)
理系の長男は、行きたい(就きたい)業界が決まっており、おのずと志望する会社も絞り込めている模様。
一方、文系の長女は、IT、メーカ、金融などいろいろな業界に興味があるようで全方位戦略。
二人ともしっかり育った(育てた?)ので大丈夫だとは思うけど。親としてはやっぱり心配。

会社の情報は、企業のホームページやONE CAREER、また中の人の話などはOpenWork等で収集可能。また、ESや自己分析、面接に関するアドバイスは大学で受けられるらしい。自分が就職活動をした30年前とはかなり状況が違う。

今から30年ほど前、自分が就活した当時はインターネットなんてものはなかったし、大学に貼りだされた求人広告の中から選ぶのが普通だった。今思えば、会社名(企業イメージ)だけで決めるような状況。
業務内容は会社説明会で聞くか、配属されてから知るようなもので「就職」ではなく「就社」。
幸い、自分が就職した会社は「ハズレ」ではなかったものの、あの時にこうしていれば等の後悔は多々あり。
もし、人生の2週目があるならば、以下の順序(優先順位)で会社選びすると思う。
1.業界の成長性
今後、衰退するであろう(将来性のない)業界は極力避ける。
よほど好きな業界なら別だけど。
2.企業の将来性
ガチンコ勝負となった際、競合他社に対してアドバンテージがある企業を選ぶ。
競争優位性、市場シェア等、価格競争に巻き込まれない会社。
3.給与体系
初任給はどこも大差ないが、その後の伸びを考えておかないと給与頭打ち。
4.勤務地
母の面倒を見る必要があったことから実家通いが必須だったが、できることなら関東や関西、また海外勤務なんてのも経験してみたかった。
これまでに多くの顧客やサプライヤ、また派遣(協力)会社の方々と仕事したり、他業界へ行った友人の話などを総合しての結論。人によって価値観は違うし、境遇も異なるから賛否はあれど、実体験を通してのことなので(粗方)合ってると思う。
我が家の就活生にもそれとなく伝えてはおいた。

終身雇用制度が崩壊したと言われることもあるけど、人生の方向性(ベクトル)を決めてしまう就職活動。
自分が就活するわけでもないのに胃が痛い。

