2025 四国ツーリング（親子ツー）Day 3

5/4(土)（3日目）
（新居浜駅～下灘駅～道後温泉～東予港～（オレンジフェリー））

朝7時に起床。
シャワーを浴びてさっぱりしたのち、1Fの朝食会場へ。スーパーホテルの朝食って、いかにも「おまけ」な感じがするし、あまり美味しくないんだよなぁ。無料だから仕方ないとは思うけど、他のホテル（ルートイン等）と比べるとイマイチ感が否めず。

9時　ホテルをチェックアウト。
今日が四国での最終日、22:00に東予港を出港するフェリーに乗船予定。ほぼ丸一日あるので、まずは以前より行ってみたかった下灘駅へ。
その前に市内のガソリンスタンドで給油。Stop＆Goがないことからガソリンの消費が少なく、リッター45～50km/Lぐらい。普段よりも1割程度燃費がよい。

経年劣化でインカム・マイクのアームがグラグラになってしまい、放置しておくとちぎれそうだったので応急処置。
道路沿いに100均（DAISO）でビニールテープを購入して修理。昨日に引き続き、100円ショップのお世話に。
ここのDAISOは、macなるドラッグストアに併設。地元（名古屋）では見たことがないが、四国で展開しているお店っぽい。

国道11号線を西へ、伊予市からは国道378号線で海岸線沿いの道を走る。
四国に来るたびに感じるけど、地元（名古屋）と違ってのんびりした雰囲気。山や海、また川など自然に恵まれているからなのか、温暖な気候のせいか、街中ものんびりしてるし、本州とは違った空気感を感じる。
こんなところで生まれ育ったら、また違った楽しい人生が歩めただろうなと思う。

海沿いの景色がよかったので、道の駅「ふたみ」で休憩することに。
海と砂浜を目の前にした施設で、売店や土産物屋がかなり充実。

海を眺めていたら昔の記憶がフラッシュバック。30年以上も前、初めて四国を訪れたときのことを思い出した。海のきれいさに感動し、近くにいた人にシャッターを押してもらった記憶。

まだ20歳になる前のころの写真。今と違って痩せてたし、頭に撒いたバンダナも古さを感じる。後ろに映ってる車（たぶんパジェロ）も懐かしい。
当時はフィルムカメラだし、GPSもない時代なので詳しい場所は分からないが、自分の記憶が正しければ同じ位置だと思う。

記憶を頼りに撮ってみた。右後ろに映ってる赤い灯台が同じなので、間違いなく同じ場所だと思う。
しかし太ったな・・・。そして髪も後退したし時の流れは恐ろしい。

道の駅から10分ほど走り、JR予讃線の下灘駅へ。
瀬戸内海に面しており、ホームから海が近い雰囲気のある駅。千と千尋の神隠しに出てきたような雰囲気で人気の場所。
人が途切れた瞬間を狙ってよい写真が撮れた。

実際はこんな感じ。ホームのベンチに座って映え写真を撮りたい人、1時間に1本の電車に乗りたい人、とにかく来てみた人など観光客でごった返している状態。
GW期間中ってこともあるけど、昔はだーれも居ない（来ない）ひっそりとした駅だったのに。

潮風を感じながら来た道を戻り、松山市内へ。
歩いて散策したかったので、オートバイ用の駐輪場を併設しているコインパーキングへ。

値段の安さもさることながら、排気量を問わずに駐輪できるスペースがあることが羨ましい。
名古屋では50cc以下が停められる駐輪場はたまに見かけるものの、このようなライダーに優しい場所は皆無。

徒歩で大街道商店街を散策。
飲食店やアパレル、カラオケ屋などが軒を連ね、人も多くて活気ある雰囲気。名古屋の「大須商店街」をもっと洗練させた感じ？

ちょうどお昼時だったので、適当にググって出てきた有名店っぽいお店で昼ご飯。
四国に来たからには食べておきたい鯛めし。鯛めしには2種類あるが、鯛の刺身をタレにつけてご飯に乗せて食べる漁師料理のほう。（炊き込みのほうも美味しいけどね）
脂がのった刺身、卵と出汁の入った特製のタレ、ご飯と共に口に運ぶとなんとも言えぬ幸福感。学生時代は高くて手が出なかったが、ようやく食べることができた。

お腹も膨れたところで、路面電車に揺られて道後温泉へ。みきゃんがラッピングされた車両が走っていた。
名古屋は路面電車がなくなって久しいが、近距離移動であれば地下鉄よりも便利。

道後温泉駅で下車し、歩いて数分で道後温泉に到着。
耐震化など大規模修繕したとは聞いていたが、周囲の風景も様変わり。以前は温泉前に車道があり、普通に車が走っていた記憶だが、歩行者用通路が広く設けられて観光地化が進んでいた。

昔（平成初期）、ツーリングで訪れた際の写真を探したら出てきた。
ちょっと分かりづらいが、温泉の真ん前に車道と横断歩道があり、またオートバイも真ん前に駐輪。何より観光客の姿がほとんどない。

道後温泉を後にし、国道11号線で東予方面へと走る。
途中、地元スーパー（フジグラン）に立ち寄ってお酒や食料などを調達し、大阪南港行のフェリーが発着する東予港へ。

20:00 東予港フェリーターミナルに到着。
オレンジフェリーの「おれんじおおさか」に乗船し、22:00に出航し翌朝6:00に大阪南港着予定。

係員の誘導に従って船体後方から乗船。ずらりと並んで50台ほど、思っていたよりも台数が多かった。

2018年（平成30年）就航の船らしく、ロビー前のエントランスホールなどはホテルのような豪華さ。
また、客室は全席（全室）が個室になっていて雑魚寝なし、またペット同伴可の部屋もあったりしてイマドキな感じ。

部屋はデラックスシングル。
施錠可能な1名用個室で、シングルベッド、テレビ、机、洗面台など。他のフェリー会社に比べて部屋が広く、自転車を持ち込めそうなほどスペースに余裕あり。たぶん「しまなみ海道」を意識していると思う。
宿泊と移動がセットになっていることを考えると、オートバイ込みで片道15,610円（125cc）は安い。